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だいぶ前の次女の写真。
バレエの発表会の前はいつもメイクの練習をする。
よく「男性でも授乳以外はできる」と言うけど
正直、メイクもできない。
やろうと思えばある程度はできるけど、
娘たちが求めるクオリティにはとどかない。

シニヨンもしかり。
そりゃもう毎日やりましたよ。
でもね、クオリティが低いのです。
美容師の友達にお団子のスタンダードな位置を示す
「ゴールデンポイント」を聞いたのは
もう長女が中学生の頃で時すでに遅し。

もちろん、このメイクをしたのは妻。
これは完全にふざけて次女にキャッツメイクをしたが
こんなの絶対にできない。

2022年現在。
長女の主戦場は「バレエ」
次女の主戦場は「舞台」
いずれの場合も、楽屋に男性が入れないケースが多い。

長女が小学生のころ、コンクール会場に行くと
他の子たちがママと楽屋に入っていく中、
うちの長女だけは入り口でバイバイ。
そりゃ、レオタードの着替えをみんながしているので
入れないのも納得。

一方、次女。
楽屋を一緒に使うのは同世代の女の子たちで
やっぱり着替えたりするわけで、入れないのですよ。

ついでに言うと、もっと身近なのがスイミング。
女子更衣室には当然入れないから
女の子もパパが連れていくと男子更衣室で着替える。
人にもよると思うけど、次女はこれが嫌だったそうな。
小学生くらいになると、さすがに男子更衣室にはいれられないから
必然的に一人で着替えなさいモードになる。
次女はこれも嫌だったらしい。

とりわけうちは娘二人だから、こういう経験が多い。
娘たちは適度に離れて一人でやらないといけないことが多かったので
おそらく自立は早かったのかなとは思う。
けど、周りからの「なんでママが来ないの?」という目はあったな。

毎年秋には尼崎で大きなバレエコンクールがある。
そこでは「留学説明会」が開かれるのだが、
当然、ボク以外全員ママ。
目立ちまくる。(長髪なのもあるけど)
そもそも遠征にパパがずっと付き添っているケースはほぼない。
楽屋にも入れないのに何をするんだ?という感じだと思う。

でも、入れないところが多くてもやれることはある。

尼崎では、キッチンがないホテルの部屋で、
近くの100均で仕入れたアイテムを駆使して
毎日お弁当(サンドイッチ)を作って持たせていた。
やろうと思えばできるのだ。よく考えれば。

というわけで、
娘を持つパパには面倒な事情があること
面倒な事情は言ったところで変わらないけど、やれることはある

そう思います。


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