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【研究計画書】一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科①

今回は一番重要だと思っている研究室訪問や研究計画書について書きたいと思います。
自分はMBA用に作っていたものを、一橋SDS用に作り変えて提出しました。
大学院入試のカギとなりますが、大変苦労したのを思い出します。

この記事の最後には、実際に提出した研究計画書も載せてあります。個人情報を含むものなので有料となりますが、ぜひご参考にしてください。色々と直したいところもありますが、あえてそのままにしておきます!


研究計画書

大学の学部の入試と違うのは、とにかくこの点に尽きると思います。
大学院入試では、ほとんどのところで研究計画書を提出する必要があります。
自分自身、研究計画書を甘く見ていたました。型通りに作れば問題ないだろうと。しかし、どの大学院でも面接は実施されていて、そのベースとなるのがこの研究計画書です。MBAの入試の時は、これが原因で不合格だったかなとも思っています。
先行研究なども記載する必要があり、かなり時間がかかるものと思われます。時間に余裕を持って取り組むことが大切です。
この記事では、自分が重要だと思うポイントを書いていきたいと思います。

― 何を研究したいのか

まず、これがないと研究計画書を書くことはできません。しかし、先行研究と完全に被らないようにやりたい研究内容を探すことは、なかなか難しいものです。
では、先行研究を読んでから研究内容を決めれば良いのか(先行研究の手法やアプローチを変えて)。これも違うと思います。やりたいことを書かないと、面接などで不意にボロが出ることがあります。また、後述しますが、研究室訪問をした際には見破られてしまうでしょう。

明確な答えはありませんが、知識をある程度身につけた上で、自分のやりたいことを見つけることが正解だと考えています。
先行研究はその外堀を埋めていくようなものだと思います。


― 研究背景や目的は何か

この辺の順序などは人によって異なるかもしれませんが、研究背景や目的は知っておく必要があります。
先行研究のどういった点が不足していると感じるのか、その研究で社会・学術に何をもたらすことが出来るのかという点です。
ここが明らかでないと、研究をする意味自体を問われてしまいます。


― 研究方法

これも人によって異なるものですが、どのような統計学的手法を用いるのか、モデルはどうするのかなど、できるだけ詳しく書くことをお勧めします。また、不明な場合は、研究室訪問の際に先生に伺うことも大切だと思います。


― 研究室訪問

ここまで研究計画書の大切さを書いてきましたが、足りない情報を埋めるのが研究室訪問だと思います。
ただ、私は都合上、一橋SDSの研究室訪問が出来ませんでした。研究計画書を作るのは大変だったので、研究室訪問をしておけば、もっといろいろとスムーズだったなと思うところもあります(他の大学院には何回か訪問していますが、、)。

修士だけの場合、2年間しかありません。自分の研究が、果たして2年間で可能なのか、研究室のノルマはどのくらいなのかなどは知っておくべきです。また、雰囲気などを知ることも重要だと思います(まだ、修士1年しかいない研究室もありますが)。


― 研究計画書をつくる

ここまで来たら、研究計画書をつくります。たしか2000字程度しか書けないと思うので、何を一番伝えたいのかを意識して書きます。これが一番、時間がかかります。自分だけが見るのなら良いのですが、そうではありません。三次試験の面接のときは、自分の分野・専攻の先生が担当とは分かりません。そのため、誰が読んでも、何をしたいかが分かるように作る必要があります。

そんなの当たり前だろと思うかもしれませんが、意外と難しいものです。そのため、できるならば誰かに見てもらったり添削してもらうことをお勧めします。できないなら、時間を空けて、俯瞰して見れるようにする必要があります。

研究計画書は後回ししない方が良いです。


研究計画書の公開・添削について

ここまで色々と書いてきましたが、実際にどういったものを提出したのかを公開したいと思います。個人情報を含んでいるので有料とさせていただきますが、ご覧になりたい方は見てみてください。

研究計画書の添削については、次の記事をご参照ください。

注意事項(記事購入の前に必ずお読みください)

ご不明点等ございましたら、ご連絡ください。可能な限り、柔軟な対応をしたいと思います。
添削ご希望の方は、次の記事のご購入をお願い致します。

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