研究、研究、ときどき本(村瀬俊朗)

※7月某日、オンラインチャットでの一幕。
村瀬:先日お伝えした右手の腱鞘炎の手術ですが、しばらくギブス生活なので、次の記事を書けるのは9月以降になりそうです。ごめんなさい。
山下(連載担当):ゆっくり静養してください。と言いたいところですが、間が空いてしまうので、インタビュー記事を入れてもいいですか?
村瀬:もちろんです。なにを話しましょうか。
山下:村瀬さんが熱く語れる本を三冊、用意していただけ

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中途採用者のオンボーディングで陥りがちな3つの罠

中途採用市場の活発化とともに「オンボーディング」という考え方に注目が集まっています。中途採用市場の動向を踏まえると、今後この考え方は世に広まっていくと確信する一方で、まだその手法が確立されていないために、導入・運用しているものの、うまく機能していない企業が多いのも事実です。本稿では、その「オンボーディング」導入・運用において陥りがちな3つ罠を紹介していきます。

1つ目の罠:PDCAサイクルを回し

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買収額が上がってしまう原因

企業買収にあたっては、当然、支払額を安く抑えたいものです。

しかし、最近の経営学の研究では、経営トップは、ときに非合理に高い買収額を払ってしまうことが、採り上げられています。

その原因は、以下の3つだそうです。

①思い上がり(自らの経営手腕に対する過信)
②成長へのあせり
③プライド(格上のエリアの企業を買うとき)

M&Aは、想いが強くなければ、成功しません。

ただし、一方で、一般的な手

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薬剤師にMBA(経営学修士)は必要か

自分の専門分野との比較対象がなくて, ”なぜ変革を起こせるのか”, ”なぜ理想と現実のギャップに問題意識をもち, 解決のために行動を起こせるのか”

自分の経験則で「抗がん剤の職業性曝露ってやばいよね」と訴えたとしても, 抗がん剤を取り扱ったことがない人には何も伝わらない.そもそも, 何が”やばい”のか医療現場にいない人は想像すらできないだろう.そうやって, 経験則だけで私たちだけが課題意識を持っ

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イノベーションは細部に宿る:小さな部分への分割がイノベーションとなる一つの条件

気鋭の経営学者である岩尾俊兵さんに寄稿いただいたこの記事もnoteに転載します。トヨタに代表されるような「改善」の連続が「掛け算」として大きなイノベーションに繋がっていくモデルを、コンピューター・シミュレーションによって実証的に明らかにした、非常に面白い研究をされています。

以下プロフィールにあるように、東大「初の」経営学博士である彼の論稿をぜひ楽しんで下さい!

岩尾俊兵さんプロフィール

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京都大学の大人気講義 稀代の名経営者たちは何を語るのか。

こんにちは。NVIC note編集チームです。

私たちは、京都大学で「企業価値創造と評価」と題する寄附講義を開設しています。

毎年、ユニークなビジネスモデルを持つ企業や新進気鋭のベンチャー企業の経営者を招き、これから社会に羽ばたいていく学生たちに向けて、企業の理念や自身の経験、経営哲学などを存分に語ってもらっています。

2014年から始めて今年で6年目を迎えていますが、評判が評判を呼び、いま

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「ゲームズマン」といってもゲーマ一ではない。

一応働きながら大学院に行っている為、夏期集中講座というものを履修して、今週はl日3コマx5日授業がある。昨日は1日目で経営戦略論の変遷をぎゅっと圧縮した論文を読み発表した。前職ではコンサルティングファーム出の人達と一緒に仕事をしていたので、PPMやSWOTなど断片的な知識はあったし、ドラッカーは読んでいたが、変遷を順を追って見ると社会や経済情勢にともなって学問として進展してきたのがわかった。又、去

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京都大学での大人気講義はどうやって出来たのか? その舞台裏。

こんにちは。NVIC note編集チームです。

私たちは、京都大学で「企業価値創造と評価」と題する寄附講義を開設しています。

毎年、ユニークなビジネスモデルを持つ企業や新進気鋭のベンチャー企業の経営者を招き、これから社会に羽ばたいていく学生たちに向けて、企業の理念や自身の経験、経営哲学などを存分に語ってもらっています。

2014年から始めて今年で6年目を迎えていますが、評判が評判を呼び、いま

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21世紀を生き抜く鍵となるワードとは?【斎藤一人】

これまでの時代を振り返ると、強い者が生き残っていた時代があり、強い権力者が有利な時代もありました。

その中で、これからの時代に必要なことは何だと思いますか?

強さも大事、正しさも大事、勝つことも大事、あともう一つ、現代人が忘れかけているものがありますよね。

それは「楽しむ」ということ。今の世の中は、楽しいことよりも正しいことが最優先されているように感じます。

この人生、幸せになるために生ま

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価格戦略:薄利多売

薄利多売とは

価格戦略の1つで、戦略的に利益率を下げ、その分多くの商品を売ることで、結果的に多くの利益を得ようとする戦略のことである。低価格大量販売とも呼ばれる。

薄利多売が成り立つ前提条件

1. 広い潜在市場が存在する

2. 価格弾性力が大きく、価格変動による需要への影響が大きい

3. 経験効果により投資の回収ができる

望ましい状況

1. 早期に市場シェアを獲得できること

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