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世界を終わらせて【17】

「間も無く〇〇便にご登場予定のお客様を案内いたします。」

ミカちゃんと空港でダベっていた。飛行機が遅れているみたいなので、二人で飲み物を飲んでいた。

これから二人で東南アジアのボルネオ島に向かう。海を優先した結果、島に行こうとなった。

「忘れ物ない?」「ないよ」前日、なぜか高揚して荷物が完璧になるまで確認したなんて言えない。

自身にとっては2回目の海外だ。正直、人と行くとは思ってなかった。しかも女性と。

まぁ、ただワクワクしていることは確かなので、思う存分楽しんでこようと思う。

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肌が焦げそうな島についた。暑い。暑い。暑すぎる。とにかく暑い島にたどり着いた。

「これは焼けちゃう!!!」ミカちゃんがやたら日焼けを気にしていた。日焼け止めを塗って、泊まるゲストハウスに向かう。

ゲストハウスに向かう道中でも海、海、海。

インドの異国感とは違う南国感がある。もう最高!今日から3泊4日で、こんな環境に入れるだけでとても嬉しい。

ミカちゃんとこれから何をするかを考えた結果、腹を満たすこととなった。ゲストハウスに荷物を置いて、レストランに向かった。

今日は泳いで、1日が終わりそうだ。

きっと楽しい期間なので、あっという間に終わってしまう。そんな予感がしていた。

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