アートも人間関係も初見の感動が全て。初見の印象がまずかったら大概の場合その関係性は長くは続かない。初見の印象がとってもHappyならば自分の潜在意識が本当に共鳴して、そこから生まれる新たな関係性に魂が喜んでいるのがすぐにわかる。たいていの世の中は苦手な人との付き合いや勉強だからと好きでもない情報を必死に蓄えようとする。そういうカタチで体内に無理やり取り込んだ情報や関係性にはありがたさも真の喜びを感じることもなく。ただ他人が植え付けた先入観と入力された膨大な情報が邪魔をして、その人間(個人)の古来の感性(価値観)が鈍くなっていく。

世の中の人間関係の歪みや戦争や侵略を先導する輩の心は酷い劣等意識や幸福感の渇望がそのマチガイを起こさせる。全ては国よりも人種よりもグループよりも個人個人の心の中に巣食う悪魔(良くない思想)のしわざだ。

だから国を憎まず。人種を憎まず。
グループでくくった尺度で人憎まず。個人の人格を憎まず。なにかのカテゴリーで”いっしょくた”にしない。間違いを起こした個人の中に巣食う思想を憎め。そして気がついた人間がそのマチガイを正してその者を心の闇から救い出せる。

自分が本当に興味を感じること。愛情を持って接することができる関係性だけを深く深く探究していければ、自己を愛する心を取り戻し、相容れない他者を傷つけるような愚かな行いもきっと消えて行くように思う。本当に自分を愛せる人は、どんな他者の生き様も尊重する事ができる。

魂が高い次元から。観音様のように愛をもって世の中を俯瞰してみれる。心の安らぎにつながる。最も平和な心で死に迎える。