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[読書感想]最高を超える

今回はこちらの本になります

ALL STAR SAAS FUND様主催のSaaS Conferenceにオフラインで参加したら先着で貰うことが出来ました。
オープンニング挨拶では前田ヒロさんとかが今年の本の中でもイチオシ!と言っていたような気がします。(メモ無くしたので間違ってたらごめんなさい)

誰におすすめできる本か?

リーダー層向けに書かれた本かなと最初は感じましたが、リーダーがどんな事を考えてるか?どんな想いで発信してるか?などを感覚的につかむためにも業務に関わる全員に読んでほしいなと思いました。
特に2〜3年目の若手、リーダーになろうとしてる層、ミドルマネジメント層なんかがターゲットではないかと思います。

冒頭から心に響くメッセージだらけ

「はじめに」の章でこんなにも心揺さぶられたのは衝撃だった。
既にクライマックスかのように心に響くメッセージが多い!
「いいと思います」はめっちゃ使うし、「悪くないです」もめっちゃ言ってしまう。
「めちゃくちゃにすばらしい」ことが不足してる!これを求めたいし、自分自身の発信としても不足している!

そのためには基準をあげないといけないし、優先度を決めないといけない。
なお、この感想文は、この本を読んだ結果、11月中に絶対書くと決めて臨んでいる。

この気持ちはぜひ本を読んで体験してほしい!!

漸進主義に関して

漸進(ぜんしん)主義という単語は僕自身は初めて聞いた。
教養の無さがバレるが見逃してほしい。

大胆にジャンプする事は否定するが、石橋を叩きながら進むのは問題なく実行する。
そんな意味が込められた単語らしい。
コトバンクもご参考に

チャレンジを推奨してる会社の多くが、この漸進主義のチャレンジなのではないだろうか?
それをヒシヒシと感じた言葉だった。

なぜ日本からテスラやAirbnb、OpenAI が産まれないのか?
という話はSNSでも多いけど、この本に書いてあるように確かに海外大企業からもテスラやAirbnb、OpenAIは産まれていない。
一度の成功体験から大胆なジャンプが必要な事をやってない。やれてない。やれない。そんな環境にしてしまってる。
そんな自戒を本当に感じてしまった。

エンジニア界隈も、
基盤刷新をやりたいです。来月までに。
ぐらいの気持ちが必要かもしれない。

実行力について

この実行力については本当に重要だとヒシヒシと感じている。

マネジメント業務やリーダー業務をやるようになって10年以上が経過するが、優秀な実行力を持ったメンバーがいる時といない時で、自分が思い描く戦略の実現度が全く違う。
やりたいことはなるべく早くやった方がいい。
それは、僕自身が100%上手くいく戦略なんてものは存在しないと思っていて、やってみないとどうなるか分からない。と思っているという事にも由来する。本にも似たようなことが書いてあって嬉しかった。
実行し、失敗すると、次の更にいい戦略を考える事が出来、更に実行することが出来る。

優秀な実行者を手に入れることがリーダー・マネージャーにはとても重要だ。

最後に

僕は成長を続ける企業に所属し、戦うことはとても重要な事だと思っている。
しかし、最近はとりあえず成長してればいいや。というちょっと緩い気持ちになっていたのも否めない。
この本を通じて、改めて戦う気持ちを思い出した。

どんどん戦っていくぞ!

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