文七元結

文七元結ってのがある
これも基本は、円生、志ん生で覚えた、カセットテープだ
いつも、義理の娘のお久が佐野槌に身を売って、博打でスッテンテンになって、カミさんにあたる、どうしようもない左官の長兵衛、50両の金をこさえてもらって・・・
YouTubeでも聴けるが、こないだは志ん朝のだ、これまた達者だ、生きてればなぁ、あの立板に水の啖呵、先のカミさんの娘を思う必死なおかみさんの声、そして実は、佐野槌の女将さんが迫力あるのだ
みんな少うしっつ違う、多分先人の型を教わったり、工夫したりしたのだろう、少しずつ違うので、誰がまとめたのか知りたいと思っている
NHKのテレビで志ん朝のがあったが、よりによって三平の子どもに語らせていた、もっと落語を愛して、志ん生、馬生、志ん朝、あの母娘など面白い話しがいっぱいあったろうに
で、志ん朝が文七元結で難しいのが、佐野槌の女将だとおせえてるところがあった、それ以来、録音を注意して聴いているが、同じ録音では、この話、腑に落ちない
聞きどころ、見どころは、まだ、いっぱいあるだろうに
何度も同じ話を生で聴かないと味わえないのかも知れない、そう思うと昔の東京は、贅沢だったよなぁ、横浜くんだりから、電車賃かけて、出かけらんないや

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