長屋の王の変について知りたいなと思っていたので、タイトルに引かれてつい手に取った

著者は、東大寺別当・華厳宗管長を務められ、東大寺長老とのこと

東大寺の大仏さまを造られたくらいのことしか知らなかったが、光明皇后の立后のこと、天然痘の流行、藤原四兄弟、広嗣の乱も含めまあ、ものすごい勢いの時代だったようである

大陸からの影響、唐を模範として君主としても学び、実践し、また、多くの挫折があったようである

天平時代の天皇、皇室が生き生きと語られていて、あたかも目の前の出来事のように思え、久々に読み応えのある本でした、ありがとございました