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渡辺京二著 近代の呪い

平凡社新書
多くのご講演をまとめた本であり、内容は、それぞれ大変素晴らしいものだ、いわゆる定説を渡辺さんの慧眼によって見直し、説明してくれている

特にフランス革命についてのお話しは、なるほど、そうだったのか、どうりで、今もテレビでよくデモがうつしだされる、あの様な騒ぎが日常茶飯事にあれば、肌感覚としてフランス革命のハプニングを感じることができた
王と貴族、ブルジョアの貴族買取り、産業革命、そして英、独のような立憲君主政に也そこなって、結果として、多くの血を流してしまった

内容は、読んでいただくしかないが、ここでも教科書による大罪をみる思いがした

他にも近代についての、そう、近代って何かとか、江戸時代の見直しなど興味は、尽きない、素晴らしいご講演だ

しかし、この出版社の編集は、よく努力してると思うのだけど、タイトルが、なんとも売りたくない、わかる人には、わかるだろうという感じだ、よく売れる本は、タイトルだけのことも多いが、その逆をいってるタイトルだ

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