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明けましておめでとうございます。

どうも。

本年もよろしくお願い致します。

KONGです。

2023年1発目のnoteになりますが、今年は何を題材に書いていこうか迷っております。

去年はKONGの「嬉し恥ずかし思い出エピソード」を中心に書いてきましたが、
話のネタはあっても、恐らく読み手の皆様は飽きて来たのではないかとヒシヒシ感しております。

なので今回はいつもの思い出話ではなく、何か他のお話でこのnoteを進めて行こうと思っています!

・・・・・・が。

早速ですが、KONGが年始早々起きた出来事をお伝えします!!!!

一月六日。終電間際。
少し遅めの予定を終えて、電車に乗っていたKONG。

まだ連休を空けていない人達なのか、それとも仕事始めからの新年会なのか、
車内は少しテンション高めのグループが多かった。

いつもは混まない駅からもドドドドドと人が入って来る。

そして本日の主役が現れた。

男性2人、女性1人。

同僚だろうか、何かオフ会的に飲み会の帰りなのか。

とりあえず声が非常にデカかったのは確かだった。
イヤホンをしていても声は聞こえてくる。

しかも何やら、太ももあたりにガスガスと硬い物がぶつかる感覚があった。


何かと思いそちらをチラッと見てみると…

女性の足だった。

『は?』

戸惑いながら見上げると

泥酔状態の女性をおんぶする男性と、
2人の荷物を持っている男性がいた。

年始の浮かれたテンションとはいえ、
電車内でおんぶをしている人と並ぶのは少し異質。

そして『ガスガス』と靴が太ももに当たるのも、
あまり気持ちはよくなかった。

足が当たらないよう、奥にズレる。

するとおんぶしている男と目が合い・・・・・・何故が『バチコン!!』とウインクをされてしまった。

『助かるぜ!ありがとな!』

と、心の声が聞こえてくるような不思議なウインクだった。

さらに、声のトーン的にサークルの大学生かと思っていたが、
間違いなく同年代の金髪のオッサンだった。

脳への情報量が年始のラッシュを迎えました。

しかし、ウインク一つで心を掴まれてしまったのも事実。

気づけばイヤホンのボリュームが下げ、彼等の会話に耳を傾けてしまっている。

【荷物持ってるマン】
「○○さん!もうすこしっすよ!!」

【おんぶマン】
「○○!!大丈夫か?
安心しろ、ぜってぇこの手だけは離さねぇ!」

【荷物マン】
「流石っす!」

【おんぶマン】
「つーか、終電もうなくなっちまってるから、○○をキッチリ家まで届けたら、、朝まで飲み直すの付き合ってくれるよな?

まさか帰るヤツは…いねぇよなぁ?」


【荷物マン】
「当たり前っすよ!」

「おんぶマン」じゃなくて「東マン」の方でしたか。

つーか後輩いいヤツだな。

【おんぶマン】
「今こうしてコイツを担いでるけど、この時の為に鍛えて来たんだなぁ〜って思ってる!
こんな事、俺じゃなきゃ出来ないぜ?」

【女性】
「ボソボソボソ…」

【おんぶマン】
「ああ!金は心配すんなって!
今は休んでろ!また来週でいいよ!
さぁ!駅に着いたぜ!

しっかり掴まれよ?走るぞぉ!!」


まて、
『休んでろ』って言って『掴まれよ』って!

そして何故走る!


というか、乗って二駅で降りるならタクシーではダメだったんですか?

……

こうして嵐のように去って行った今回のムーブメントを起こした主人公達。

俺以外にも何人かは心を掴まれたであろう。

今年は一瞬でも誰かのハートを掴める男になれるように頑張ります。

それでは!

また!

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