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時代は変わる、かもしれない。

コロナウィルスによる外出の自粛要請や、経済面への負の影響など、暗い話で世間全般にストレスが溜まっているように感じます。

でも私は、実は社会が変わるキッカケになるのでは?と感じています。

※靴屋の戯言、として読んでみてください。


1.今後どうなっていくか?

私は全く専門外なので、適当に予測するだけですが、コロナウィルスが収束するのに1年以上はかかるとみています。

悲観主義でなく、私なりのリアルです。

途中、感染が弱くなる事はあると思いますが、結局は新薬が出来るか、他の薬が適応する事が分かるまで、完全にアンダーコントロールにする事は出来ないと思います。

運良く早期に収束したら、それはそれで良いってだけです。

つまり、

「ダラダラ1年ぐらい、この状況が続く」

という想定の下で、準備していく必要があると思っています。

※自粛要請や個々の我慢では、1年も持ちません。あと、国は特に何もしてくれない、と思っておいた方が気は楽です。

そして、コロナウィルスが収束したとしても、

「今後同じような事が発生する可能性があるというリスク」が出来た事が、社会が変化する大きなキッカケになると思っています。

その準備の第1歩目は、テレワーク化だと思います。テレワーク化が浸透すると、実は良い事も起こります。

余談ですが、この1年の予測として、
・プロ野球などは、今シーズン全試合中止
・オリンピックの来夏開催断念
・イベント、興行系は屋外のみ開催(フェスも微妙)
・地下アイドルは多分強行する
・テレビ番組も変わる(ロケ番組が撮れない)
 ※家、付いて行っていいですか、なんて無理でしょ。。。
・ニュースもキャスターが家から報道する(海外でその動きあり)

などで、基本無観客しか無いと思っています。その分、無観客でも成立する投げ銭制などを導入する動きは加速すると思います。


2.真の働き方改革が起こる

働き方改革なんて言葉が先行してきましたが、外出自粛によるテレワーク化が一気に加速してきました。

テレワークをするのに、現実的にはどういうハードルがあるのでしょう?

(1)家で仕事する環境を整える必要がある
さすがにベッドの上にノートPCを置いて、テレワークというわけにはいきません。(している人が結構多い気もしますが。。。)

仕事をする机や、テレカンをする時の背景(特に外部とテレカンする場合)、家族の協力など、実際には結構ストレス要因もあります。

間違っても、テレカン中にノートPCを持ったままトイレに行く、なんて事は止めた方がいいです。こんな衝撃映像になります。


(2)自分のパフォーマンスに責任を持つ
「業務のパフォーマンスを落としては、テレワークは成立しません。」

テレワークで監視されない環境下では、サボろうと思えば簡単にサボれます。別に8時間席に座っている必要もありません。

ただ、それは自分のパフォーマンスに責任を持つ人のみ、です。

もちろん、パフォーマンスってなんやねん?何か指標あるんか?など、反論する事は容易です。その辺は十分議論する必要があります。

こんな難しい事が、最初から全て上手くいく、なんて誰も思っていません。

これまでボンヤリと仕事してきた人にとっては受難の時代になりますが、変わるには良い機会でもあります。

※あくまで靴屋の戯言です


(3)遊びの時間が出来る
私は、これが働き方改革の本質だと思っています。

これまで8時間の業務量に対して、6時間で終わらせる人が居た場合、空いた2時間に追加で仕事が追加されてきました。

でも、本当ならその2時間こそ、その人のパフォーマンスの成果であり、席を離れようが、興味ある分野を調査しようが、好きに使えたら良いはずです。

※昔は闇研という、おもしろい文化があったんですけどね

そして、この遊びの時間を確保出来れば、それは将来的にまたパフォーマンスが伸びる要因にもなります。

頑張っても、どうせ仕事を追加されるだけ、と思うのと、頑張ってはよ終わらせるで!では、嘘みたいに違いは出てきます。

※これは経験談です

もっと、遊びましょう。


3.事務所が小さくなっていく?

さて、そんなテレワーク化が進むと、結構面白い事が起きる気がします。

なんせ、社員全員が毎朝会社に来る必要が無いので、会社としても事務所の在り方を考える必要があります。

そもそも、事務所いる?

これぐらいの話です。必要だとしても、家賃を考えたら規模縮小です。

どうしてもコミュニケーションを取るのに、顔を合わせる必要がある!!というのも、前時代的な発想になるかもしれません。

家賃で考えたら、中心街に事務所がある必要も薄くなり、どんどん密集地から離れるようになるでしょう。

そんな事務所縮小の流れは、もう少し大きな潮流になる可能性があります


4.東京一極集中が終わる

事務所縮小の話の先には、そもそも東京に事務所(本社)を置く必要なんて無いんじゃない?という話になります。

コロナウィルスの感染は、一時的にも悪化すると思いますが、密集具合からしても、東京にいる事自体がリスクになりかねません。

そして何より、家賃・人件費とも高い。

これまたしょーもない話ですが、会社からすればテレワーク化を進め、個々のパフォーマンスを発揮してくれたら、確実にその次はコストに目がいきます。

これは商圏で見た場合、かなり大きなインパクトが発生しますし、どこに住んでどういう暮らしをするか、という個人の主観を主張する事が許される時代になっていくでしょう。


「もういい加減、東京一極集中なんて止めましょうよ・・・」

という、個人的な気持ちが強く出過ぎな気もします。



5.応援するお店を支えよう!

いきなり毛色の変わる話ですが、この状況下でみんな辛い状況になります。

その中でも、特に個人が営んでいるお店(飲食店や服屋さんなど)は、かなり打撃を受けると予想されています。


自分の事で精一杯、というのは十分理解出来ます。

ただ、自分が応援したいと思うお店にお金を落とす事も大切です。その行動が個人店を支えます。

※チェーン店はいいのか、という議論は面倒なので略

例え1店舗でも良いので、何か買ってみませんか?

そしてそこで、共に頑張りましょう!とエールの交換を!!



6.どうせなら、変わる事を楽しみませんか?

とまあ妄想・戯言を書いてみましたが、実際にどう変わっていくか、楽しみなところが大きいです。

もちろん経済的な負担はこの数年発生すると思います。

(テレワーク化が起こって、出掛ける頻度が落ちたら、靴は買わないでしょうし。。。)

ただどういう形であれ、社会が変革する事は間違いないでしょう。これは日本だけの問題ではなく、全世界を巻き込んだ話だからです。

EUを離脱した英国の元首相が、世界政府設立を提案、なんてニュースも出ましたし、この1年でもっとダイナミックな動きが続々と出てくると思います。

もちろん、どこの国も自国の国益優先なので、日本政府もぜひ頑張ってもらいたいところです。

もしかすると、グローバリゼーションが進んだ反動として、国内回帰の動きも出てくるかもしれません。(特に製造系)



もちろんコロナが早期収束し、これらの妄想も何一つ現実化しない可能性は多々あります。それに越したことはありません。


でも、これほどダイナミックに変革出来るチャンスなんて、早々あるものでは無いです。


文句を言う、ストレスが溜まる、という気持ちはもちろん理解出来ます。

が、どうせなら、社会はどう変わっていくんだろう?何か新しい事が出来ないか?と、楽しい気持ちでこの困難を迎え撃ってみませんか?


共に楽しく、この困難や変革を乗り切りましょう!!


「出かける準備は出来ているか?」
「出かける準備はしないでください」(※自粛により、週末限定)


合同会社ゲットゴーイング

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