DTCブランドのために、スタジオ品質のコンテンツを作成する必要がありますか？🚀
スモールビジネスとして信頼を築き、一回り大きく自分を売り込む方法とは？ Vaer Watchesのレーガンが、自分たちが作ったコンテンツを映画祭に出す方法を紹介 ⤵️by mayank sehgal
UBuJAPANメディアマーケティング部がお届けします！！
今回は、VaerのReagan Cook氏との連載の3回目、最終回です。前2回の記事では、彼らの製品の選択とビジネスのやり方がどのように最初のコミュニティを作り、レーガンとライアンが自分たちの興味を表現することによって、そのコミュニティをどのように育て、拡大させていったかを紹介しました。
今回は、コンテンツについてです。Vaerは、スモールビジネスであっても、質の高いコンテンツやメディアの制作に注力し、ブランドのあるべき姿をストーリー仕立てで表現し、ブランディングしていきます。
ドキュメンタリーの制作、高品質な写真への投資、ロサンゼルスのクリエイターとのネットワークの構築、そして創業者2人で運営する小さな会社でありながら、自分たちを何倍にも大きく売り込むことに成功しているのです。
さあ、始めましょう ⤵
コンテンツ戦略の本当の姿はどのようなものでしょうか？
私たちはパタゴニアのようなブランドに憧れ、コンテンツに芸術性を持たせることを常に心がけてきました。
美しい製品デザイン、そして美しいデザインスタイル、クリーンでミニマルで洗練されたウェブサイト。そして、それを最高級の画像とブレンドしています。
カリフォルニアのベニスビーチに位置し、クールな友人や二次的なつながりで、世界有数のコンテンツクリエイター、つまり最高の映画制作者や写真家とつながっていることは、私たちにとって大きな利点であり、本当に幸せなことでした。
LAやニューヨーク、ロンドン、パリといった場所には、ブランドを立ち上げる上で本質的なアドバンテージがあると思います。
そして、それを予算内で実現することができます。
まだスーパースターではないけれど、スーパースターの制作アシスタントをしていて、初めてのドキュメンタリーや映画を作りたいと思っているような人と一緒に仕事ができるのです。
私たちは、自分たちを実際よりも大きく見せるために、その戦略に傾倒してきたのです。
TikTokスタイルのオーガニックコンテンツへのシフト⚡️
面白いのは、実際よりも良く見えるライフスタイルを売るという方向へシフトしていることです。フォトショップやレタッチによるInstagramの虚飾から脱却しつつあります。
現在では、誰かが携帯電話を開いてライブで撮影し、ほとんど編集や編集の手が加えられていない状態で、より多くの感動を得ることができるのです。
それは、多くの人にとって新鮮なことだと思います。
これは、私たちが発見した興味深い事実です。
私たちにとって、優れたメディアを作ることは常に重要です。Instagramは、
雰囲気やルックブックを作るためのチャンネルだと考えているからです。
また、ビルボードやその他の印刷物を制作する場合、私たちはそのハードルを上げて、可能な限り最高のものを制作するつもりです。
しかし、だからといって、受賞歴のあるフォトグラファーが撮影したビルボードが、誰かが自宅のバスルームで撮影したTikTokビデオと同じかそれ以下の効果になるかというと、そうではありません。
それは実際、販売の面で、商品を売るという面でプロのコンテンツを凌駕する可能性が非常に高いでしょう。
また、コンテンツを選別することをそれほど気にしなくてもよくなります。
そうすれば、最新のカメラや優れた演出がなくても、少なくとも所有者の体験や率直な体験を、本物の方法で紹介することができ、
幅広い顧客やインフルエンサーなどの存在を認めることができるのです。
UGCを広告として利用する🕶
Ubuのおかげで、私は基本的に、ユーザーが作成したコンテンツの束を受け取り、それを縫い合わせるだけです。
私は何も撮影する必要がありませんでした。何も制作する必要がないのです。
急ごしらえのリストショットを何枚も集めて、スライドショーのシーケンスにつなぎ合わせるだけです。これはとても革新的ですごいことです。
UGCを商品写真にすることはないでしょう。
広告とは思えないようなコンテンツで、最初の見込み客や顧客を獲得するために、その場しのぎでカジュアルに行うのは面白い組み合わせです。
そして、そのお客様が当社のウェブサイトにアクセスし、「これは1億ドル規模のビジネスのようだ」と感じたとき、そのお客様を再ターゲティングすることができるのです。それは、写真やビデオの洗練されたデザインによるものです。
これこそが、小規模でダイナミック、かつ機敏であることの素晴らしい点です。
ワンサイズ上を販売❓
ある一定の規模やスケールで売るというやり方があります。
例えば、ニューヨークのソーホーに実店舗を構えれば、コンバージョン率が向上します。それは、あなたのブランドが翌日には消えてしまうような飛び道具的なブランドではないことを、人々が知るからです。
そして、「これは大きなビジネスだ」と思われ、信頼を得ることができるのです。
質の高いドキュメンタリーや素晴らしいメディア、商品写真、有名人との仕事など、あらゆるものをプロデュースするのと同じ心理です。
小さなブランドは、そうした長所を活かしていかなければならないのです。
Vaer's Documentaryシリーズ
Vaerはこれまでに4本のミニ・ドキュメンタリーを発表しており、近日中にさらに多くの作品を発表する予定です。
私たちの新しいドキュメンタリーは、そのハードルを大きく引き上げたと言えるでしょう。冬のアイスランドを舞台にしたサーフィン映画です。
ストーリーテリングの観点からも素晴らしいし、ご存知のように、ブランドとして楽しい仕事です。
エグゼクティブ・プロデューサーとして、クリエイティブな人たちに素晴らしい仕事をさせることができるのは、本当に楽しいことです。
たとえ2000人が見たとしても、エンターテインメントとして見てもらえるような、他と一線を画す良質なコンテンツを制作し、映画祭に出品できることは、この仕事のやりがいのひとつです。私はそれでいいんです。
小規模なビジネスである私たちは、常に他のブランドが何をしているのか、自分よりも大きなブランドの例を探しています。
多様なストーリーを伝える素晴らしい仕事をしている他のライフスタイルブランドから、私たちはインスピレーションを得ることができるのです。
また、私たちはこれらの作品を映画祭に出品していますが、その作品にはまだ「Vaer Presents」と書かれています。このように、メディアを作るブランドやビジネスがあるのに、そこに企業の関心があるとは思えないのは、ちょっと不思議な気がします。
でも、すぐにVaerウォッチの広告だと思われては困ります。
私たちは、ストーリーを組み立てているだけなのです。この男が腕時計をしていれば、それはそれで、とても広告になるのです。
お客様をステークホルダーとしてとらえ、より身近に感じてもらう✨
なぜなら、私たちがこのようなドキュメンタリーを作ることに誇りを持っていれば、5万人のお客様もそれをクールだと感じてくれる可能性があるからです。
私たちは、時計のオーナーをステークホルダーとして考えています。
彼らは、100ドル、200ドル、あるいは1000ドルを賭けてくれたアーリーバッカーであり、毎日私たちのブランドを腕につけてくれている人たちです。
Apple Watchを着けているかもしれないし、ロレックスを着けているかもしれない、他の時計をコレクションしているかもしれない。
だから、Vaerを理解してもらえばもらうほど、ブランドを身近に感じてもらい、腕につけてもらえる可能性が高くなり、さらに時計を買ってもらえる可能性も高くなる。
それがライフスタイルビジネスの責任であり、ブランドが常に力強く成長し、こうしたクールなストーリーを語り、私たちが大きなビジョンを持っていることを正確に示すだけで、より多くの魔法と価値を常に生み出していることを確認することなのです。
大都市に小売店を持ち、地元でカスタムウォッチを製造する、5億ドル規模のビジネスというビジョンをお客様にお伝えすると、お客様はそれを喜んで聞いてくださいます。それは、もしそれが実現したら、今つけているVaerの価値がさらに高まることを知っているからです。
私たちがやっていることは、すべてそのミッションに奉仕すること、つまり、
早い段階でブランドに賭けたステークホルダーに報いることで、「なんてこった、俺は早い段階でこれに参加したんだ」
と思ってもらえるようにすることが目的なのです。
インスタグラムの良いコンテンツと悪いコンテンツとは？
インスタグラムには、こういう二面性があるもです。
一方では、人々が望むものを与えたいと思う。
しかし同時に、お客様をリードし、個々の投稿よりも大きな物語を作る責任もあります。
毎日、フィードに表示されるような、個々に良さそうなものを投稿すればいいのです。そうすれば、「あ、これいいな」という最初のセロトニン反応を引き起こすことができます。
また、「背景を黒にして、時計をクローズアップした画像が最も効果的だ」と数学的に判断し、そのような写真を常に投稿することもできます。
しかし、フィードを見ると、そのブランドを知ったばかりの人が、同じショットのフィードを見て、「これは何だろう？このブランドは、どんなストーリーを語っているのだろう？
私にとって興味深いのは、ライフスタイルや、男性、モデル、時計を身に着けて何か面白いことをしているお客さんなどを投稿すると、パフォーマンスが低下することが分かっていることです。それはそれでいいんです。
しかし、最終的には、半年後、1年後にその投稿を振り返ったとき、より大きな物語とフィードに適合しているのです。そして、そのフィード自体が、より広いストーリーを語っているのです。そのバランスを取ることが重要だと思います。
お客さまが望むものを間違いなく提供する。
60や70のコメントがつくような投稿をし、そのようなディスカッションを望んでいるのでしょう。
しかし、少なくとも私たちのブランドにとっては、どのようなチャンネルであっても、「これが私たちの信念だ」ということを示すために、また、ブランドのイメージを広く共有するために、杭を打つことが重要だと思います。
それは、アーティストが展覧会を開くのと同じことです。確かに、素晴らしい写真を1枚選ぶことはできます。
しかし、最も売れる人気のある1枚を見つけるのではなく、ブランドの幅広いビジョンを完全に表現する100枚の写真を選ぶことが重要なのです。
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Wrapping Up
レーガン、彼の時間と共有し、そしてSelling Socialで記録することを許してくれた彼の素晴らしい洞察に感謝します。
このシリーズを楽しんでいただけたなら、下のコメント欄でお知らせください。また、Vaerwatches.comでVaerをチェックし、彼らが構築したものをぜひ見てみてください。