見出し画像

鉄を鍛えるが如く

素敵な職人さんとの出会いが時折ある。
先日お会いしたお宮専門の石工のおじさんは、70歳を越えてしごとが楽しくなったと言っていた。
「技術など論じても仕方ない、答えは品物が教えてくれる」そうだ。
一筋に打ち込んだ円熟、さぞ愉しいだろう。

自分の四十年後を考える。
振り返って今の品物を見た時…未熟は感じるだろうが、後悔は絶対にしたくない。
その為には、いつも通りの結論だが、ひとつひとつの品物に真剣に向き合うしかない。
内なる過剰を燃やしながら、つくり続けるのであります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?