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【集客】紙媒体はオワコンなのか?

不毛な議論にトドメを。


最近こんなクライアントが多い。

集客の相談を受けて、「チラシかパンフを作ったらどうですか?」と提案すると、

「うちはホームページにお金かけてるし…」といって渋られる。

「時代はWebなんでしょ?」とか言われたりする。


「甘い」と思わざるを得ない。


そもそも、集客において「紙とWebどっちが有効?」という議論が無意味だと思うのだ。

答えは「どっちもやったほうがいい」だからだ。


紙とWebでは、得意分野が異なる。だから、安直に「Webに力を入れているから大丈夫」とは言い切れない。


たとえば、コーヒーがウリの喫茶A店があるとする。この喫茶店は、最近新規事業として、紅茶がウリの喫茶B店を始めた。

喫茶Aのリピーターは、通っているお店のホームページなんてあらためて見ない。そのままでは、B店の存在を知る機会がない

店主がイチイチ説明するのは、手間がかかる。こういう時は、喫茶Bのパンフを作って喫茶Aの店内で配るのが効果的だ(まぁこのケースならA4ペライチでもいいけど)。

一方、喫茶Bが新規のお客様を掴むために、いちいちチラシを撒いていては、コスパが悪い。配れる範囲にも限界がある。だから、こっちはWeb向けだ。


オンラインとオフラインの集客は一長一短なのである。どっちかやればいいというものではないのだ。

仮に、喫茶Aが紙媒体(店内での告知)に手を出さなかった場合、Bにとって最高の見込み客(会社のファン)を取りこぼし続けることになる。


「パンフ制作で発生するお金」と「失い続ける見込み客」…果たして”もったいない”のはどちらだろうか。


広告費にお金を掛けたくないなら、質を多少落としてもいいから、どっちもやることを強くおすすめする。










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