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アベンジャーズエンドゲーム応援上映!の感想

前に一度、好きだからこそ参加した応援上映があります。"ボヘミアンラプソディ"です。
応援上映以前に、映画館で4回ほど見ていて、ラストのLIVE aidのシーンでボソリと口ずさんだり、拳を上げそうになったり、号泣してうおおお!と叫びそうになったりと何度も何度もあったので、「これは!ファンはこれを待っていたのだよ!」と力強く思い。
参加する際に色々あり得ることを考えていたのです。例えば、
「フレディマーキュリーのコスプレをしている人がなかなか多くいる」
「エアギターをしだす」
「ショートマイクスタンドを持参している」
「ライブシーンでコールアンドレスポンス」
「好きな歌、大声で歌う」
とか。あり得るじゃあないですか。
そしたら。
その日が悪かったのか。
応援上映と知って入ったのか。僕の隣の人が拳を上げたり、手拍子をするだけでバカにするわけです。「えwうそwまじで恥ずかしくないのw見てらんないんだけどw」と彼氏のお腹に顔を埋めるまで見えました。そんなん見ると何こそこのやろう、ふざけんなよ!となってこっちも歌おうとするわけです。すると。周りが全然乗ってない。満席近い中多分200席ははあったはず。その1/5の観客のみ、小さめの手拍子と歌、ライブシーンでの涙。。ものすーごく拍子抜けしたんですね。せっかく、応援上映として再編集されて歌のシーンだとキチンと歌詞が出て「はいここ歌いましょうね!ここ盛り上がるとこですよ!」と言っていたのに。残念で仕方なかった思いがずっっっっっと腹のなかでモヤンモヤンとしていました。

そして月日は大体半年。
またしても映画愛爆発な今作、アベンジャーズエンドゲーム。きました。遂に。アイアンマンから追いかけて約11年。その間に幾つものmarvel comicsヒーローが単体で映画になってきたか。クロスオーバーしてきた事か。大体、「ファーストアベンジャーズ」でも興奮し、「AOU」で新キャラ、そして新キャラの嵐に次ぐ嵐。単体映画よりも先に、「シビルウォー」で見せるブラックパンサーとスパイダーマン。スパイダーマンなんて権利関係で出ないだろうなんてたかを括っていた僕を断罪してくれと今は言いたい。
そんなユニバースを見せつけ、MCUという壮大な世界を描きファンを掴み、一人一人の中に"推しヒーロー"が出来た中での「IW」。推しが最後に消えていくのです。これは度肝を抜く以上に魂を抜かれて、失意のどん底にすら叩き落とされました。
僕は殆どが推しですがw、特にバッキーやgotgの面子なんかが一気にいなくなることがもうシンドくて…初めて見たときは席から立てなくて放心状態でした。
次の日、仕事にならなかってものです。
そんな気持ちのまま1年を待たせての今作。
ファンが見たかったものを詰め込んだ大作です。もう、興行収入にも現れています。
これは!これこそ、応援上映すべきだ!!!
と思っていた矢先。わかってらっしゃる。
やり出しましたよ。すぐ予約しましたよ。少し遠目だけど、関係ねぇと。
遅くなろうが腹が減ろうがそんなの関係ねぇと。
が。僕の中にはモヤンモヤンが残っているのです。そう、ボヘミアンラプソディの応援上映。いや、まさか。あの映画はまだ、「Queen」というまだ日本人に愛され、番人が聞いたことがあるだろうメロディを作った男たちのドキュメント的な伝記、であるのでまだライトユーザーが見やすい。んがしかし!MCUファンはどっぷりもう浸かってるんだよ。沼に。特に応援上映に行くなんてそうさ、それぞれの沼の主さね!
これこそ、関係ないねっ!柴田恭平さね!
という気概で。ワクワクしながらも、けど応援自体しなかったらどうしよう、とか。大声出して良いかな、とか。チラッチラ思いつつ心の中の柴田恭平が「関係ないねっ!ヤクザがプロでぇ、俺たちは……」と言って逆に僕を応援してくれておりました。

結果。
最高でした。。控えめに言っても。
170席かな?の半分以上の観客。
その中の大多数(カップルや学生のグループ以外)が声援を送り、涙を流しておりました。推しが出た瞬間に一人、また一人と歓声が上がり名前を叫ぶ。
思い返すと、「ネビュラ可愛い!」「ネビュラいい子だよぉ〜」「キャロルダンバース強すぎんだよw」「サノス農園!」「セイグリーン!」「撮ってあげて!」「泣かないでぇ!ソー!(何回かありました)」「ロキィィ!ウギャア!」「か、監督!!!」
とかとかとか。。その中でも特に印象的なのは、「3000回愛してる」と言われた後の満場一致の「fuuuuu!!」、そしてスコットラングやバートン、ソーに対しての「おかえり!」、アッセンブルバトルでの「お帰り」、あとみんな、ピーターパーカーにすごい優しいw
僕は個人的にここで叫んでやる!!!と決めてたとこがあったので、ぐわっと叫びましたけども、やはり、キャップがムジョルニアを操り立ち向かう所です。
そこでもう渾身の「YEEEEEEEEEEES!!!」
と何故かアメリカンなアクションで唸りましたらば会場がイエーーー!!と興奮の坩堝。
となりの女性なんて入り込みすぎてずっと泣いていて、拳を握りしめては頑張れ…頑張れぇ!!といっておりました。
やはり、アッセンブル!のシーンでも叫び、拳を突き上げ、みんながもうアベンジャーズの一員とかしているようでした。
僕は涙がとまりませんでした…w
となりの女性はもう大丈夫かな?と思うほど感情移入し泣いておりましたので、とりあえず…僕が持っていたスパイダーマンのハンドタオルをすっと無言で渡しましたらば、ペコっとお辞儀し、そのタオルは使わずにまた手のひらとTシャツの首元で涙をずっと拭っていました。一度も貸したハンドタオルを使わずに返してくれた、逆にとても親切なあの子にまた、marvelファンは優しく親切でみんなヒーローなんだな、なんてどっかの教科書のような事を思いました。

四度目の鑑賞でしたが、何度見ても良いものはいいですし、泣けるポイントは同じで。
何回も見ているとシーン1つ1つに思い入れも感じられます。そう思っていたのかな、なんて。70年代に行ったキャップとトニーは自分の「過去」での大事な人と再会、を果たすわけです。二人とも感慨深いでしょうし、キャップなんてそこで出会わなければもしかしたらラストで止まる事はしなかったやもしれませんし。止まったからこそ、最後にサムと固い握手をした時、結婚指輪をはめていて、ああ、幸せになったんだな、とそこでまたダムが決壊しました。
エンドロールでのファーストアベンジャーズの一人一人の演出。ここで観客がそれぞれに名前を呼んでありがとう!と叫ぶ。もう涙で前が見えませんでした。

思い返せば素晴らしい体験でございました。
また、機会あれば是非参加したい。素晴らしいほんっと。
まだ見てない人、というよりは二度目三度目の方に是非オススメしたいと思います。
気持ち高ぶって長々と書きましたが、語彙力関係なしでつらっつらと。読んでいただいてありがとうございました。そんなあなたもmarvelヒーローです。

#映画感想 #レビュー #にも満たない #熱量のみです

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