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リスナープレゼンツ配信ライヴ Vol.7

夜な夜なお贈りしております配信ライヴでありますが、リスナーさんにテーマを設定してもらい、それに基づいた選曲で配信ライヴをお贈りするという月一企画の第7弾はさる12月16日、今回は50代女性Yさんによる選曲。

「切ない歌」好きのYさん。第1部はまんま、「私が思う切ない歌集」ということでの選曲でした。

1−1 友達の詩/中村中
1−2 駅/竹内まりあ
1−3 男と女/チャゲ&飛鳥
1−4 傷心/大友裕子
1−5 ラブ・イズ・オーバー/生沢佑一
1−6 化粧/中島みゆき
1−7 恋/松山千春

ご自身の体験からなのか、それとも単に曲の好みからなのか定かでなく、Yさんご自身も、「あたしは本当は影のある女なのよ」と申しておりますれば、無粋な詮索もしない方がよろしいのでしょうwww

というわけで、
1−1、Yさん曰く、「初めて『この曲いいんですよ』と紹介させていただいた曲です」とのこと。確かに記憶にあります。
全く知らない曲を勧められて聴いて、歌うというのは久々だったし、「切ない歌好き」を自認するYさんのリクエストで、「なるほど」とほくそ笑んだ記憶もある。

好きな人の側に居れるなら、友達のままでいい💕って切ないですよね。まだ若かりし頃の恋愛って感じがします☺️とのことで、オープニングを飾りました。

1−2、街で別れた人を偶然見かけた時って、なぜか楽しかった頃のことが想起される。そう思いますよね?と確認を促しつつ、でもよく考えたら、悲しいこと、辛いこと、いっぱいあったなぁ…って思い、声をかけるのを思いとどまる。だけど、あなたと別れて元気でいる自分を見せつけて、強がりたい気持ち…ありますよね?😁
とは、Yさんの誰に対するわけでもない問いかけwww

1−3、俺が配信で歌っているのを聴いて、こんな曲があったんだというのを知ったらしく、「刺さりました」とのこと。
歌詞のとおり、ホント男の人って足を取られますよね…なんでだろ?
でも終わりを告げられたら追ったらダメです!人生に対する男と女の基本的な考え方は違うんだなぁ…と思った一曲です😁

1−4、この曲も俺が配信で歌うのを聴いて知った曲とか。
そこから、大友裕子さんのオリジナルを探して聴いたらしく、大友さんのONE &ONLYな歌声が好きになったそうです。確かに、大友さんの声、そしてその熱唱は、一度接したら忘れられないと思います。

Yさんは、歌の内容に関して、同じ方向を向いてた2人の気持ちがしだいに離れていった悲しさがひしひしと伝わってくると…😢

1−5、自分の気持ちに正直に恋愛するって難しい…とは、選曲コメントの冒頭部分。
この歌を聴くと、強くて逞しい女性を連想し、私もこんなカッコイイ女性になりたいと思います😊
で締めてくれました。

1−6、2番の歌詞が切ない!
別れたことを後悔させたい。相手より自分の方が想いが強いというところが、悔しくてまた切ないよね〜😢

1−7、最後は千春さん!この歌も2番のサビがいい。また女に生まれたいけど「あなたになんかつまづかないわ」に共感し、うたの主人公に自身を重ねているのか、「女の人はギリギリまで我慢するけど、気持ちを切り替えると早いですからね〜😁」とはYさんの言。

といったラインナップで、ほとんど全てのコメントの末尾には「知らんけど😁」が付いておりました。
ということは、実体験というわけではないのでしょうねwww

さて、そんな「切ない歌」好きのYさんの第2部は、さすがに、他のリスナーさんへの忖度が働いたか、「切ない」繋がりは封印し、切なさを乗り越えた先の「希望の持てる、元気をもらえる応援ソング」というラインナップ!

2−1 君は薔薇より美しい/布施明
2−2 元気を出して/竹内まりあ
2−3 いのちの歌/竹内まりあ
2−4 すこしだけやさしく/薬師丸ひろ子
2−5 嘲笑/ビートたけし
2−6 慕情/サザンオールスターズ
2−7 Sweet Home Chicago

Yさんにとっての元気ソング。各曲への思い入れは…。

2−1、人生も半ばを過ぎましたが、まだまだこれから楽しくやっていきたいなぁ〜😊と元気をもらえます。

この曲に希望を見出しているのは、「君は薔薇より美しい!」と言ってくれる人を待っているのだということですね。

2−2、この曲に関しては、歌詞に元気をもらえますと言いつつも、「間奏のギターが好き」だとのこと😆

Yさんのリクエスト率も高い曲ですが、ことさら力強く「頑張れ!」と励ますわけでもなく、ズリズリと引っ張ってくれるような励ましではないんだけど、「無理しなくていいよ。あなたなら大丈夫だから」なんて、ちょっとだけ肩を叩いてもらえるような優しさを感じる曲だと思って歌っているのだが、そういうところに共感してくれているようで、「明日の面倒な会議にも向き合えるわ」とちょいとした日常の常備薬的な曲なんでしょうかね。

2−3、姪っ子さんに男の子が生まれたそうで、その状況を目の当たりにし、ご自身の息子さんの小さな頃を思い出し、懐かしさとともに、本当に歌詞のとおり命は繋がっていくんだなぁと感じた曲だったそうだ。

2−4、薬師丸ひろ子さんの透明感のある声と、優しい感じが癒されると。いい感じに年齢を重ねている女優さんだなぁという印象をお持ちのようです。

俺自身、配信では何度か「ここ数年の一番の癒し曲」として、薬師丸ひろ子さんの「こころにすむうた」をあげているのだが、Yさんが感じているとおり、透明感のあるあの声になんとも言えない心地良さを感じるわけです。

2−5、せかせかと日々を過ごしていますが、この曲を聴くと、小さなことは気にしない!とゆったりした気持ちになれるとのことです。

ホント、そう思います。
百年前、千年前、一万年前、百万年前…それぞれに見上げた星空と、今私たちが見ている星空にほとんど変わりがない…1日24時間内に起きてることなんて、取るに足らないことですよね。

2−6、これはあとにかくメロディーが好きで、何度もリクエストしている曲です。とのことで、確かにリクエスト率高いですね。

桑田佳祐さん作曲の曲であるが、桑田さんにしてこの曲を書いた時、「何かが降りてきた」と言わしめた曲調。何度聴いても癒される曲です。

2−7、このリスナープレゼンツ企画Vol.4、Aさんが選曲された際も第2部のラス前に据えた曲であり、配信ではたまにハモニカの吹き語りでやっている、ブルースの名曲の中の1曲ではある。

Yさんは毎日の晩酌を欠かさないw。盃が進めば気分も良くなる。そんな頃合いには、ブルースの良い感じのノリで締めたいということで最後にチョイス!

Yさんは、ずっと以前から、俺が別の媒体を利用して配信してた頃から通っていただき、リアルなライヴでもYさんが住んでる地域に行くと、仕事の都合をつけて、可能な限りお越しいただいてるお客様のお一人である。

なので、このラインナップは「なるほど」「やっぱりね」と思ったところが多かった。しかし、反面、「おやおや意外!」と思ったところも。「この曲をこんな感じで受け止めていたんだ」なんて思えば、改めて手抜きなし、ましてや俺の場合、他の偉大なかたがたの楽曲をお借りしている者としては、いつも全力で向き合わねばと思わされる機会にもなりました。

ありがとうございました。

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