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2泊3日で四国のアートを巡る一人旅②小豆島

瀬戸内国際芸術祭2022の真っ只中。2日目は、小豆島のアート作品や、観光名所を巡った。

宇野


前日は、直島を後にして、宇野で宿泊した。
いい宿だった。
宿では、パンフレットと睨めっこしながら、小豆島の行きたいアート作品をリストアップした。
すると、全ての作品を見るには、レンタカーが絶対に必要だということが判明。
そのため、小豆島に着いたら、すぐにレンタカー屋さんを探すことを決めた。

朝、高速船に乗り、いざ小豆島へ。

土庄港


高速船に乗ること、1時間。
小豆島に到着。

作戦通り、すぐにレンタカー屋さんを探した。
ところが、
レンタカーの予約をしておらず、
レンタカー屋さんを何軒まわっても、車を借りることが出来なかった…。
(そりゃそうだ。)

この時点で、全てのアート作品を見られないことが確定した。
ショックすぎる。

でも、仕方がない。気持ちを切り替える。
とりあえず、歩いて行けるアート作品を見ることにした。

太陽の贈り物(チェ・ジョンファ)

オリーブの葉を、王冠の形にした彫刻。金色の彫刻が、太陽の光を浴びて、さらに光り輝いていた。


エンジェルロード


次に、バスに乗って、エンジェルロードへ向かった。

エンジェルロードは、大好きなドラマ「ラブレター」のロケ地だった。

耳の聞こえない女の子が、小豆島に引っ越してきて、男の子に出会い、恋をするというドラマなのだが、知っている方はいるだろうか。
そのドラマが大好きだったので、エンジェルロードにいつか行きたいと、ずっと思っていた。

バスを降車し、Googleマップを頼りに歩くこと15分。ついにエンジェルロードに到着。
まずは展望台に登り、上から眺めてみた。

なんて綺麗なんだ、と思わず息を飲んだ。
大好きなドラマの世界を、実際に見ることができて感動した。

この後、ドラマのシーンを想像しながら、
しっかりエンジェルロードを歩いた。

オリーブ公園

エンジェルロードを堪能した後、バスに乗って、オリーブ公園へ向かった。

オリーブ公園は、実写版の映画「魔女の宅急便」のロケ地だそうだ。
実写版は見たことがないのだが、アニメ版は大好きで、何度も何度も見たことがあるので、「魔女の宅急便」の世界に行けるような気がして、非常にわくわくした。

バスを降りて坂を登った。
オリーブ公園、というだけあって、オリーブの木がたくさん並んでいた。
坂を登りきり、オリーブ公園に到着した。

館内には、魔法のほうきが置いてあった。
せっかくなので、ほうきを借りて、写真を撮りに行くことにした。

ギリシャ風車

ここが、映画でキキが住んでいたところらしい。

一人で、どうやって写真を撮ろうか困っていると、
地元のおじいちゃんが声をかけてくれた。
写真映えするように、ほうきの持ち方やポーズを教えてくれて、何十枚も写真を撮ってくれた。
この後30分くらいおじいちゃんとおしゃべりした。
楽しかったなあ。
おじいちゃん、ありがとう。

雑貨コリコ

「グーチョキパン屋」のロケセットを、そのまま雑貨屋さんとして使っているそう。
外から見ても、中から見ても、とてもかわいかった。



おわりに


今回、レンタカーを借りられないというミスによって、見に行くことができなかったアート作品が、二つあった。

①空の玉(青木野枝)

Photo:Keizo Kioku

②はじまりの刻(三宅之功)

これらの作品を見に、もう一度小豆島に来たいと思った。

今回はアートを巡ることができなかったが、
その代わりに、エンジェルロードやオリーブ公園をのんびりまわることができた。
優しいおじいちゃんにも会うことができた。
これはこれで、とてもいい旅だった。

今度小豆島に来た時にも、またおじいちゃんに会えたらいいな。

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