さかぐち たんご

生活習慣は手洗い・うがい・歯磨き・ラジオ。 ライフワークは他者への文句。 可愛い妹たち…

さかぐち たんご

生活習慣は手洗い・うがい・歯磨き・ラジオ。 ライフワークは他者への文句。 可愛い妹たち(毛もじゃの四足歩行)、 ながらで聞くラジオ、 沸点の低さと器の小ささがなせる文句 などをぐずぐず、でも楽しく綴っていきます。

最近の記事

嬢ちゃん

祖父譲りのセッカチでこどもの頃から損ばかりしている。 正確には、セッカチに加えて誰譲りだか不明の「注意散漫」もあるため、落胆案件しきりである。 先日、同居家族と四国へ行った。 限られた日程で四国の4県を巡る、ぎゅうぎゅうの旅だ。 初日、高松に到着。 レンタカーで第一イベントの瀬戸大橋へ向かう。 休憩で岡山県の道の駅に降り立つ。 お餅や餅菓子が大好きな私は岡山県が誇るお土産「きび団子」を物色。 イマイチなものに当たることは避けたい。 裏面の原材料を読み込み、1番「きび団子」っ

    • さくらももこさん

      好きになったきっかけは「もものかんずめ」。 確か、帯だかキャッチコピーに「抱腹絶倒」とあり、本当にその通りだった。 面白くて涙を流しながら笑って読んだ本は彼女のエッセイだけだ。 第二弾の「さるのこしかけ」が発売されたときは、とても嬉しかった。 彼女のエッセイはみんな好きだが、私の中でとても感動して、今でも忘れられない名作は妊娠中のエピソードを綴った「そういうふうにできている」だ。 妊娠中の揺れ動く気持ちが、まだ中学生の私にそのまま伝わってきて、一緒に不安になったり、喜んだりし

      • らじおとわたし

        大嫌いだったラジオ。 小さな頃から、家ではラジオが流れていた。 父がラジオを聴くからだ。 古き良き(古き悪きともいう)昭和な家庭で育った私は父の決定権が全てだった。 学校のみんなが観ている朝のテレビ番組が観たくても、車の中で流行りの音楽が聞きたくても、ラジオ。 ひたすらにラジオ。 退屈でどうしようもなかった。 映像もなくただひたすら、話を聴く。 興味のない話を聞き続けるのは拷問に近い。 父はニュースと落語を好んで聴いていた。 朝はラジオのニュース番組で始まる。 落語は『おでん

        • 「スピリチュアルとは違う。努力した私。」を生業にするひとたち

          曰く、「私も仕事に苦しんだ。本当に苦労して辛酸も舐めた。でも○○を変えたら世界が変わった。スピリチュアルみたく、願えば叶うとか甘いものじゃないから。貴方に願いを叶える気があるなら、私のセッションを受けてみますか。貴方の努力で願いは叶うから。」云々。 その○○を変える方法を伝授して進ぜよう、というわけだ。 もちろん、『私の努力と知識』あってこその『とっておき』の方法なのだから、高額料金で。 「だって、願いを叶えたいんでしょ?だったら、いくらであろうとお金に糸目をつけず行動しない

          私にとって 山田詠美さんは哲学者。 エイミーの作品は「生きること」が詰まっている。 森瑤子さんは憧れのお母さん。 ヨウコさんの作品は自立した素敵な女性になるヒントが詰まっている。 向田邦子さんは、なんだろう。 私の向田さんに対するこの気持ちはことばにできない。 私が特別に影響を受けた作家さん達だ。 思春期の私の心と脳を育んでくれた。 読む本や観る映画は、その人を知る非常に繊細な個人情報だと思っている。 ゆえに、これをもって、自己紹介とする。