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スマホでプレイできるフリーゲームのオススメの作品

以前、スマホでプレイできるフリーゲームを、ひとつの開発会社さんにしぼってご紹介する記事を書いたのですが、他にもご紹介したい作品があるので第2弾としてまとめてみました
さくさくと根をつめれば1日でクリアできるものもあれば、日常の中で長く触れて世話をするようなゲームもありますので、お好みに合う作品を見つけるきっかけになれば、嬉しいです📲


彼女は最後にそう言った

こちらは以前、Twitterで好きな音楽を紹介するネタで書いたゲームなのですが、昔ながらのドット絵のアドベンチャーゲームです
山奥の田舎町で発生した事件を調査する中で、主人公はタイムリープに巻き込まれてしまうのですが、その原因を探りながら事件の調査も行うという内容です
操作性の良さ、ドット絵の可愛さ、BGMの素敵さ、シナリオの巧みさ、おまけ要素の奥深さまで、まさに完璧と言えるスマホフリーゲームの傑作です
彼女は最後にそう言った というタイトルが深く胸に突き刺さる瞬間を、ぜひ味わってほしい作品なんです
ちなみにこのゲームのサントラはSpotifyにもありますので、こちらにリンクを貼っておきます
とにかく音楽からでも聞いて頂きたい!


終わらない夕暮れに消えた君

アイコンを見て頂ければ分かる通り『彼女は最後にそう言った』の製作会社さんの作品です
こちらは『彼女~』より後に発表されており、システム面などに遊びやすい機能を追加されていますが、雰囲気としては『彼女~』とほぼ同じで、世界観もおそらく共通です
だから目新しくなく感じられてしまう向きもあるかもしれないのですが…しかしながら、シナリオの伏線の巧みさや伝奇ミステリ的な雰囲気もあり、こちらも間違いなく傑作ですので『彼女~』がお気に召した方なら自信をもってお勧めできます
また、こちらもサントラがSpotifyにありますので、リンクを貼っておきます!


あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね

こちらも『彼女は~』と『終わらない~』と同じ製作会社、シュウプロデラックスさんの作品なのですが…
わりと怪作に属する類のゲームかも知れません
よくあるRPGのように仲間を集めて編成して、戦うゲームではあるのですが
勇者がめっちゃ陰キャでドブネズミって罵られたりするけど、メインは仲間を集めるゲームで、そしてそんだけのゲームです
仲間にできるキャラクターは多彩で、それぞれのドット絵も可愛くてRPGあるあるみたいな小ネタもたくさん散りばめられたおもしろ内容なんですが
最後の最後で、ネタでありながらも感動が押し寄せる急展開があって自分は相当にびっくりしたので、どうにかプレイして欲しい作品です
ちなみにこのゲームは、もうなんと発表から10周年なんだそうです
記念日のツイートのドット絵が、とても素敵でした

https://twitter.com/SYUPRO_DX/status/1661682629467607041?t=VBwxdXMUnMgX-fN5W9-_nw&s=19


ねこあつめ

わざわざここでご紹介するには及ばない有名作品ですが、思い入れがあるので書きます
アプリ内の自分ちの庭に、ねこのおもちゃとご飯を置いておいて
時折やってくるねこを眺めたり写真を撮ったりする、そういうゲームですね

庭にこざとホットカーペットを敷く豪快さ
ご飯も置いてあります
冬の時季には雪も降ります
雪の日にしか会えないねこもいます
雪の日にしか会えないねこと
特定の座布団にしか来ない妖怪ねこの共演

以前そこそこ(ガラケーからスマホに変えてから数年ほど)プレイしていたゲームで、データの引き継ぎが出来ないために、機種変更をきっかけに止めてしまったのですが、数多く撮影したスクショをこのように、今でも時折眺めてはニヤニヤしてます
そして、自宅の猫(なまもの)に不機嫌な顔をされます
デジタル猫でも猫は猫なので、よその猫にデレデレしてると察知するんですよね

不機嫌

なお、この『ねこあつめ』については
地域猫や保護猫の世話をしている方から見ると
悪質な野良ねこあつめと見なされる場合もあります
こうした猫への接し方は『ねこあつめ』の中だけで平和に行って頂くようお願いします


このゲームを平和にお好きな方には
申し訳ありません


ALTER EGO

若干説明の難しいゲームなのですが

「自分ってなに?」
「私の意識はどこにあるの?」

というような哲学的な問答をしたり
タップをしてエゴを集めて本を読んだり
時には自分の思いの丈や悩みを打ち明けたりするゲームです
ゲームと言っても難しい操作はいらず、基本はタップと時間の経過で貯まるポイントを消費して、新たな会話や読む本をアンロックしてゆく形式で進みます
作中に出てくる小説は実在のものばかりなので、実はゲーム好きの方よりは、Twitterやnoteで読書アカウントをやっている方におすすめしたいゲームです
公式サイトの参考文献リストを貼っておきます

また、こちらはnoteにあった記事で、作中に登場する小説で青空文庫で読めるものをまとめて下さってます


まつろぱれっと

その絵に関わった人間は、例外なく不可解な死を遂げる…
そんな、呪われた絵画と過ごす数日間の話です

何処とも知れないアトリエにて

こちらで紹介しているゲームの中では、とても変わっている作品で、ジャンルとしてはおそらくアドベンチャーに相当するのだと思いますが
このゲームで行うことは、絵の中の少女の求めに従って、キャンバスに絵を描き込んで、作品を完成させることです
絵に何を描き込むのか、どんなモチーフを、どの構図で、どんな順で、どういう色で彩るのか
それを試行錯誤して探るゲームなのです
しくじると、絵の中の少女に無惨に殺されます
そしてその死にざまは、実績登録されてゆきます

絵を実際に描いているようにモチーフを決めて色を選んで描き込む面白さが、ほんとに珍しいゲームです

コミカルな絵になることもある
このあと悲劇が…
ドクロ、ランプ、ラッパ、書物、王冠

何度も何度も少女に殺されながら、その願いを叶えてゆくと
何故、彼女は呪われた絵画となったのか?
何故、彼女の絵は描かれたのか?
彼女を描いた画家は、何者であったのか?
それがじわじわと紐解かれてゆくストーリーが実に繊細で、自分が描いて触れてゆくことが真実を知る鍵になる、プレイヤーがこのアトリエの世界に関われる面白さが素晴らしいゲームです

なお、この『まつろぱれっと』は家庭用ゲーム機への移植&リメイクが決定しているそうです
スマホでいち早く呪いを楽しむもよし
進化したこの作品で無惨に殺されるもよしです!


という訳で、今回は6本のスマホゲームのご紹介でした
読んで頂きましてありがとうございます

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