時間を溶かして溶かして

何がしたいんだ、自分。
でも、それ以外の方法がない、という感じ。
仕事終わってから、眠るまでの4,5時間
休日のほとんどの時間はゲームをしている。

ゲームをしている間は現実を忘れて、楽しめる
レベルアップや勝利の余韻に浸ることができる

しかし、仕事の朝が来ると、億劫である
まあ、仕方ない。

この前、久しぶりに友人のグループLINEが動いた
久しぶりの連絡だったのだが、そこに入っていくことができなかった
思考の流れはこうだ

返事したら、グループ通話をする流れになるだろう

今の自分に話したいことはないし、何もかもどうでもよくなっている

しかし、無視するのも悪いな………

時間だけが過ぎていく

次の日の夕方に疲れていた、と返事

優しい言葉で励まされる

僕は、友人からの連絡に怯えてしまう
一人の人間として、自信がまったくないわけで、
自分という存在を肯定できない葛藤があり、
その状態で人と関わるのはとても辛いものがある

常に、心の中は葛藤なのだ

こうしなければいけない

でも、気が進まないな、怖いな

ヤバい、早く決めなくちゃ動かなくちゃ

中途半端な行動、言動により困惑させる

強い罪悪感と羞恥心が襲ってくる

自分には、罪悪感と恥の感覚が非常に強くある
それを捨て去りたいが、できない
ある意味、自己防衛しているのかもしれない

自己防衛はするが、自己肯定ができない
水際で自分を守ることはできるが、普段は自分を苦しめている

ああ、今月の初めころは、良い感じのメンタルだったのにな
もちろん、その時も完璧にメンタルが整ったわけではないからこうして戻ってしまったんだろう

もう、今の自分は、環境を変えるしかないんだと思う
しかし、環境を変えるためには、
仕事を辞め、次の仕事を決め、引っ越しをする、などの強いエネルギーを必要とするいタスクがある
どうしても、それに取り掛かれないのだ

これまで、2回仕事を辞めてきた
そして、3回仕事に就いてきた

仕事を辞めたときは、いつもその次の目標を見据えていたから、
辞める怖さがあまりなかった
強い気持ちで、前に進むんだ、という感覚があって
今思えば錯覚だったり自己陶酔なんだけど
それでも環境を変えるには十分だった

今の自分にはそういった希望がない
だから動けないのだろう
人生は死ぬまでの暇つぶしだと考えてしまう
そして、自分には今後、今以上の幸せはないだろうと感じる

仕事して、できるだけ定時であがって、
惣菜を食べて、ゲームをして、寝る
それを毎日繰り返す

仕事以外は、全て一人で完結する時間だ
友人の存在はありがたい
それは忘れてはいけないんだと思う

こんな自分に連絡をくれる人
気遣ってくれるやさしさ
だけど、それに対してなんでだろう?という風に思う瞬間がある

それは、きっと人生そのものに少し絶望してしまったから
人生というか、自分かな
自分がどれだけできないのか、無能なのか、考えるたびに苦しくなる

それなのに、どこかで一発逆転を狙っていた20代の自分
もう来月で30歳になってしまう
その恐怖がずっとずっとある

30歳にもなって、
30歳のくせに、
30超えたらこのくらいできないと、


そんな言葉を言われるんだろうか、思われるんだろうか
すでにそんなことにビクビクしてしまっている

こういった考え方は昔からだ
恐怖を先回りしてネガティブになるのが自分の得意技
皮肉だが、本当にそうだ

僕のような人間は、せめて人に迷惑をかけずに生きていきたい
そのような思いくらいしかない
それでも迷惑をかけてしまう、キツさがある

ああ、恥ずかしいのだ
人と接するのがとてもとても

学生時代の友達に
みんなは年相応の経験をしているだろうに
僕は、なんてみっともないんだろう

金もスキルも経験も人脈も
唯一言われてきた、「やさしい」
という性格さえもただの自己防衛だと知ってしまった

そう、やさしい、というのは自己防衛だ
これまでも「やさしい」という言葉に違和感を覚えていた
それが、やっとわかったのだ

まあ、いい

だけど、どうすればよいんだろう
まだまだ人生は長い
このまま足踏みしていても苦しいが増すだけだ
しかし、環境を変えるだけの気力がなかなか湧かない

人間はつくづく不思議だ
ダメだと分かっているのに、その現状に踏みとどまっている
全ての常識をいったん消して、思ったことがすぐ行動できたなら、、、
まあ、そんなに都合はよくない




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