見出し画像

祖母との日常〜幼少期編〜

祖母と私、家族について少しずつ書きたいと思います。

今日は幼少時代を。


私が産まれた時から祖母は一緒に暮らしている。
祖母は母方の親。

父と母は共働きのため、家のことは全て祖母が担ってくれていた。
それに加え私のお世話。
少しして弟ができ、平日は祖母と私、弟の3人。

近所には同年代の子は居ない。
祖母は私と弟を連れてお散歩へよく連れっていってくれた。
徒歩圏内に駄菓子屋があるのだ。
お散歩中のエピソードとしてよく覚えている事が1つある。

日差しが強い夏の昼下がり。
駄菓子屋までの道のりはひたすら下り坂。
道の両端に生い茂る木々達。
木々の間から差す光がどこか幻想的だったのを
今でもはっきりと覚えている。4歳の私。
そんな景色に馳せていると、

「ギャーーーーーーーァアッ!!!!!!」

私達の目の前に夏に活発になる生き物、
ヘビが現れたのだ。
3人で一気に坂を駆け降り駄菓子屋へ到着。

帰りはヘビがいないか警戒して帰宅。

いい汗をかくはずが蛇の出現で
一気に冷や汗へ。

これが私が覚えている一番古い記憶なのではないだろうか。


家で祖母が私達の面倒を見ていてくれたので、
私と弟は保育園には行っていない。

幼稚園に入る年齢になった時、家の近くに幼稚園ができたので
そこへ入園🌸
家から歩いて10分ほど。

幼稚園には祖母が送迎してくれていた。
車の免許を持っていない。
自転車の前に弟を、後ろに私を乗せ毎日送り迎えをしてくれた。
押し歩きである。晴れの日も雨の日も。

今思えば、大変だったんだなと心底思う。感謝しかない。
私が祖母の立場だったらできていたのか、たまに当時の事を
思い出し考えるが、出来なかっただろうなと。



祖母は偉大である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?