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耳下腺腫瘍が見つかるまで~造影剤CTと細胞診

耳の後ろに出来た腫瘍の精密検査のため、CTと細胞診をすることになりました。MRIに続き、CTも人生初なので半分緊張、半分ワクワクした気持ちで検査に向かいます。この時点で初診から1ヶ月経ちました。


この日は午前中に検査があるため、朝ごはん抜きで病院へ向かいます。
受付後、看護師さんから問診。身長や体重を伝え、造影剤の点滴を打ってもらいます。じわっと温かい感じがしてきて、少し眠くなります。
予習でCTはMRIのような検査中の爆音がないという事でリラックスした状態で挑めました。

横になり、検査が始まります。検査時間は30分弱で、MRIよりも短く感じました。MRIのような検査中の爆音や閉鎖的空間がないので、ストレス等もなくあっという間に終えました!

続いて細胞診です。
看護師さんに針を刺す辺りの皮膚に表面麻酔をしてもらい、麻酔が効いてくるまで待機します。
人生2度目の細胞診です。1度目がとても痛かったトラウマがよみがえります。麻酔の効きが弱い感じがあり、看護師さんに追加の麻酔をしてもらいました。

いよいよ先生が表面麻酔が効いたのを確認し、針を刺します。刺された瞬間は少し太い注射を刺された、チクっとした痛み。そしてズンズン針が内部に入っていく感覚が痛いような気持ち悪いような感じで、気づいたら涙が流れていました。。(痛みに弱いタイプ)2回ブスブス刺され、時間にしたらとても短いと思いますが、体感15分っという感じでした。
頑張ったので、自分へのご褒美でシュークリームを買って帰ると固く決意し、この日の検査は終了です。


検査結果を聞きに行く日です。耳下腺腫瘍の診断が確定しました。細胞診の結果、良性、おそらく多形腺腫(数ある耳下腺腫瘍の中で最も割合が高いもの)であるだろうという事でした。
初診から細胞診の結果が出るまで約2ヶ月かかりました。不安でいっぱいだったので、ものすごく長く感じた2ヶ月でした。とりあえずは良性の結果が出て、涙が出るほどほっとしたのを覚えています。
ただし、腫瘍は摘出後の病理検査で良性かどうか、最終確定するという事でした。良性だったので、手術日は余裕をもって決めて良いと言われ、仕事の都合で約半年後に受ける事にしました。

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