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どこにFOCUS?〜群馬編〜


○ ご挨拶

こんにちは。FUJIOKAです。
明日からB1リーグが再開します。各チーム、最後の補強が進んでますね。

今回は群馬戦の展望です。どこにFOCUS?〜群馬編〜です。

○ 抑えておくべき数字

まずはスタッツから。抑えておくべき数字を挙げていきます。
〜チーム〜
・PACE:73.5  リーグ7位
・FBPS:574  リーグ3位
・%PTSFT:17.3%  リーグ3位
・コーナー3FG%:左42.5%  右44.8%

〜個人〜
・ベンベンティル:PPG  16.0   3FG%  45.0%
・トレイジョーンズ:PPG  15.1    APG  4.0
・辻直人:3FG%  37.3%

○ チームの数字

まずはチームの数字から。
PACEはリーグ上位でかなり速いです。前回対戦時も、良いショットで終われなかった時は大体走られました。FBPSにも顕著に表れています。
ボールムーブの速さは試合によって活発だったり大きく停滞もするため、断言はできません。
しかし前回の千葉戦といい、強豪に勝つ時は大体ボールが回っている時、DFリバウンドから全員が走る意識が高まっている時なのは間違いありません。

それ以外は基本的にアルバルクと似ています。
・全体的に3pより2pの割合が多い
・総得点全体の中でFTの割合はかなり多く占めている
・ファウルが相当多い              などが類似点です。
特に2p主体なチームという点は、水野HCが群馬らしいバスケを作りながらも、アルバルクの味を少し残してるのかな〜と感じたりもしました。

そして怖いのはコーナー3FG%
左右ともに40%超えており、誰であろうと簡単に離すことはできません。
八村などにもかなり多くきめられました。
ここは2本に1本決まると思って良いでしょう。

○ 個人の数字

挙げたい項目が多かったですが、上記のこの3選手を挙げました。

まずはベンベンティル。3FG%を見れば分かる通り、離したら自殺行為の選手です。ただそこまで乱発しているわけでもないため、数少ない所で決める玄人好みのタイプですね。

次にトレイジョーンズ。言わずもがなですね。彼はミドルショットも武器であり、ビュフォードのように沈めてきます。アシストも4ついているため、しっかり周りも視えています。

最後にお祭り男の辻直人。彼は理屈ではなく、「1本決まるとチームが乗る」
そのような魔力を持っています。アルバルク東京でいう安藤周人ですね。
彼はムービングシューター(例:カールカットからキャッチ&スリーなどを高確率で決めれる)として優秀なため、須田のマークをするようにタイトに行かなければなりません。

○ イメージは「とめにくい」

ここからは数字は置いといて自身のイメージの話です。
自分が対戦相手を見て、自分達のスタイルや相手のスタイル・個々の選手のマッチアップをイメージをした時に、強豪であればあるほど「守りにくい」「攻めにくい」などの感想があがります。

その中で群馬は「とめにくい」です。
恐らく点は取れると思います。実際にOFFRTG1位の実績もあります。
しかし、うちのDF次第ですが、かなり止めにくいイメージがあります。

ブレイクを抑えようとファウルストップ→ドライブも来る相手だから更にファウルが増えFTを与えてしまいそう、一人一殺で守っても個人のスキルも高いから止まらなそう、だからといってヘルプ行ってもコーナーは空けれないしローテが難しそう。

こんな具合です。あくまで茨城戦のDF強度のままでの話ですが。

○ どこにFOCUS?

さて、今数字や自身のイメージで群馬を見てきましたが、どこにFOCUSするべきか、挙げていきたいと思います。

① ファウルストップは徹底していい
→FTを与えまくる懸念点もありますが、ブレイクをやられるぐらいなら止めていいです。走られないようにしましょう。

② 高い位置でのライブTOは絶対しない
→ブレイクに繋がるライブTOは避けましょう。しっかり相手を見て、ちゃんとした判断ができれば良いショットで終わることはできます。
特にマイケルパーカーにマークされている選手のピック時は常に気をつけましょう。

③ OFリバウンドを取りに行け!
ブレイク出されたくないならハリーバックするべきじゃ?と感じる人もいると思います。
しかし選手からしたら、相手と競らずに簡単にDFリバウンドを取れた時の方がブレイクを出しやすいと思います。
インサイドは取れなくても競るレベルまでしっかりバトルしましょう。
そしてガード陣は攻守の切り替わり時に、起点のガード(並里とか)へのディナイをしましょう。

④ レオと小酒部を信じる
→レオはヴィックローやビュフォードと、ハイレベルな外国籍SFを経験してきました。前回対戦して、トレイジョーンズがどういう選手か覚えていると思います。
小酒部も冨樫や誓哉との追いかけっこを沢山経験しており、辻のようなタイプもエースキラーとして守ってきました。
ヘルプ行ってコーナーは空けれません。アルバルク東京の基本理念はNo3P徹底です。個のDF力に賭けましょう。

○ 最後に

今回は群馬戦の展望を書いていきました。
はっきりいって強いです。実際に連勝を伸ばしています。
今節はバイウィーク明けで、出だしのショットが入らないイメージもあるため、尚更DFが重要になってきます。
アルバルクのメンタリティはDFにあります。ここを見つめ合う直し、修正したであろう本来の姿に期待しましょう!

今回は以上です。ご一読ありがとうございました!

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