エッセイ : 雪のない正月 2024年元旦 男子の本懐

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僕の記事を読んでくださっている皆様
謹んで新春のお祝いを申し上げます。
本年も宜しくお願い致します。

僕の住む長野県では大晦日から元旦にかけて雨が降っています。
僕が子どもの頃には考えられないことでした。
僕は子ども頃から毎年、諏訪大社下社に初詣に行っているのですが、毎年雪景色のなか寒さに震えながら初詣に行き、帰りに地元の氏神様の神社をお詣りし、熱く甘い麦茶を貰い身体を暖めていました。

僕は洋楽とクラッシックをよく聴くので、紅白歌合戦は殆ど見ていません。
毎年大晦日は、DVDを借りて来て映画を見ているか
本を読んで過ごしています。
今年は城山三郎さんの男子の本懐という本を読んで過ごしました。
第一次世界大戦後の日本経済を回復させるために 
金本位制への移行に奔走し、最後に暗殺されてしまった男の姿を描いたものです。
実際にあった話しです。
この小説のなかに
男が一生信念を貫けば男子の本懐である
という名台詞がありました。

僕は今まで生きて来た年数よりも、これから生きて行く年数の方が圧倒的に少ないです。
僕も男に生まれた以上、男子の本懐だと思って死んで行きたいと思いました。
これからの人生、最後に男子の本懐だと思えるように生きて行こうと思います。
そして、これを今年の抱負にしました。

皆様方
良いお年を迎えられたことと思います。
今年1年、皆様方に取って幸せで実り多き年になることを心よりお祈り致します。

窓の外では雨があがったみたいです。
奥さんと初詣に行こうと思います。
歳を取ったせいか、僕には雪のない元旦は趣きが
感じられません。
時代は変わって行くのですね。






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