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怪我をしたから、わかったこと②

松葉杖の生活が始まって1週間が経ちました。今までの当たり前の生活がガラッと変わってしまい、色々気づくことがあります。今日はそんな貴重な体験から得たことをお話ししたいと思います。
まず、私自身のことからお話ししますね。私は3人兄妹の長子です。どこの家でも長子というのは自分のことは自分でするというのが前提にあり、親に代わって下の兄妹の面倒を見るのも長子の役目と決まっています。
だから、今回のように足を骨折しても誰にも頼らず、自分のことは自分で解決するのが当たり前と考えてしまいます。ところが今回の骨折は自分ではどうにもならないことばかりだったのです。
まず、2年前に反対の足を捻挫して松葉杖の生活が長く仕事の関係で治療を途中で辞めてしまったため、軸となる足への負担が大きかったこと。更に、怪我をしたタイミングが年度末だったため、近親者に病院への送り迎えが頼めなかったこと、などなど。
最初のうちは、タクシーを使って一人で移動していましたが、毎日となると体への負担が大きく辞めてしまいました。それにタクシー代もバカになりません。
医療費負担が3割なので、通院時のタクシー代も3割負担になるような社会保障があるとすごく助かります。地方ではバスも電車も少ないですし、地域活性化につながると思いませんか?
話は少しそれますが、先ほど私自身が長子であることをお話ししました。ですから松葉杖となっても普段通りにスーパをはじめコンビニ、ATMに行きます。が、しかし、両手が塞がっていて買い物籠が持てない!コンビニに行ってもATMも自動ドアじゃないんです!ドア開けられない〜。そこは長子、自分で何とかしようとしますが、無理なんですよね。笑、周りのお客さんとか気を遣って見ないふりしてくれたりしているんです。
私も観念して「すみません、手伝ってもらっていいですか?」って声をかけると、ほとんどの人が快く手伝ってくれます。今回、怪我の功名で気づいたのですが、ほとんどの人が手助けしたい!って思っているんですね。
コンビニの大学生アルバイトさんは進んでドアを開けてくれて、ほんとうに嬉しかった。私も逆の立場だったら声をかけることや手助けすることに躊躇していたかもしれない。でも、大丈夫ですか?って声をかけられるだけでも心が和み、一瞬でも疲れを忘れられると言うことがわかりました。
明日もいい日になりますように。


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