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生きたいという欲求

今日は
『生きたいという欲求』について

これまでの苦悩が生まれる過程、
無知から執着が生まれ、嫌悪に繋がる事を伝えてきました。

執着と嫌悪が生きる事への執着心、
生存欲求を生み出します。
この欲求を
「アヴィニベーシャ」と呼びます。

長く生きたい。
もっと快適に楽しく生きていたい‥
もっと若さを保ちたい‥など

生活していれば
誰もが本能的に思うことだと思います。

しかしこの気持ちが強くなり過ぎると
どうでしょうか。
その過剰な気持ちが執着心を生み出し
生き辛さ、苦悩、他人とのトラブルを生み出す原因となります。

この根本原因である執着を
手放す事が大切。

執着(ラーガ)は、苦悩を生み出し
生きる上での障害となります。

執着を手放す為には
「結果を焦らない」こと。
外側からの情報に翻弄されないように
常に自分の内側に向き合う。

最善の努力は行いますが、
その練習で得た成果であったり、結果には固執しないこと。
物事の結果は自分一人ではなく、他人や環境、時間や状況など様々な要因が絡み合って生み出されるもの。
なので、結果が自分の期待に沿わない形であったとしても
それはそれで素直に受け入れること。

どんな結果であってもそれは今の自分にとって必要な事なのだと捉えるのです。

「結果」という一つの視点から、
「未来から観た、今起こっている結果」という
一つ上の段階から今の自分を客観視する事が大切になるでしょう。

生きている以上、
この心と肉体は一生生き続ける事は出来ません。
だからこそ今の自分を精一杯生きる。
生きている意味を考えること。

すると
執着を手放す為の気付きやきっかけが
生まれます。


今日は以上です。

この記事が参考になり、少しでも日常において心の静穏が保てればこれ以上ない喜びです。

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最後までお読み頂きまして
ありがとうございました😊🙏

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