【もはや気持ち悪い(誉め言葉)】意味が分かるとゾッとするアニメ呪術廻戦
※呪術廻戦・渋谷事変第44話までの内容と渋谷事変以降の内容が含みますのでご了承ください。
こんにちわカズキです!
呪術廻戦・渋谷事変もいよいよ大詰め。
虎杖&東堂VS真人の呪いあいはさらなるステージへと向かっています!
一度は心が折れた虎杖でしたが、七海から託された言葉と想いを呑み込み、呪術師としてまた一歩と成長。東堂の呪術師としてブラザーとしての言葉は渋谷事変の名シーンの一つと言えるでしょう。
みんなに嫌われるような変態には見えないですね。
今回は呪術廻戦から
意味が分かると呪霊より怖いシーンをご紹介したいと思います。
キャラクターの戦闘シーンは細部まで細かくダイナミックな迫力が満載ですが、それ以外にも惹かれる魅力が呪術廻戦にはあります。
今回の内容もその魅力の一つだと言えます。
オープニングの不穏な描写
呪術廻戦・渋谷事変のOPを担当しているのはKing Gnuさんの『SPECIALZ』。アニメ映像では人間と呪霊側で百鬼夜行しているような描写となっております。
その中で一級呪術師であり虎杖の師匠的な立ち位置である七海健人の描写は
まるでこれから起こることを示唆しているような描き方がされています。
画像の通り顔半分が影で覆われています。これが意味するのは、
特級呪霊である漏瑚の呪術によって顔半分を燃やされるというショッキングな内容になってます。
作中の人気キャラクター特級呪術師・五条悟にとっては弱いと言われていますが、作中でも最強クラスに入る漏瑚。その前に特級呪霊の陀艮(だごん)から深手を負わされた七海にとっては最悪なタイミングでの登場により成す術もありませんでした。
釘崎野薔薇(くぎさきのばら)にも不穏なOPのシーンは的中しました。
周りに椅子が並べられている場所に顔の左側を手で押さえ立っている描写。
この結末は特級呪霊・真人の術式『無為転変』によって左目を吹き飛ばされます。
真人の分身体との戦闘で分身体は術式を使えないと見抜いて祓おうとしましたが相手が逃走。追撃の末、真人本体の連携によって対処できずに『無為転変』を受けます。
七海健人の次に犠牲となってしまったので、虎杖と視聴者の心をえぐるには効果が抜群な展開でした。
野薔薇が過ごした田舎のリアルな風習
呪術廻戦43話には釘崎野薔薇の友人であるふみが野薔薇と過ごした幼少期の頃を思い返すシーンがあります。
野薔薇の暮らす田舎に引っ越してきた女の子『ふみ』が水色のランドセルを持っているだけでクラスメイトからいたずらを受けていましたが、
都会に憧れを持つ野薔薇は友達として接し、家に遊び来てはふみのお父さんとゲームをするほどの仲になります。
野薔薇と過ごすようになり彼女から「村は狭いため、村の人と友達になることよりも他人になることの方が難しい」と発言。ふみはそれを良いこととして受け取ります。
しかし、隣に住むおばあちゃんからふみに赤飯を炊いて持ってきたことから野薔薇の発言の意味を知ることになります。
日本には昔から女性が初潮を迎えたときにお祝いとして赤飯を炊くならわしがありますが野薔薇の故郷にはまだその風習があり、持ってきたということはふみが初潮を迎えたということ。
意味さえ知らなければいい人だなと片付けられますが、
家族が言いふらしたわけでもないのに、ただの他人がデリケートな事情を知っているというのは悍ましい。
初潮の症状がでたところを誰かが見ていて、配慮することなく色んな人に言いふらしたのでしょう。
他人になるのが難しいほどコミュニティが閉鎖的でプライベートも筒抜けな歪な関係。野薔薇の田舎嫌いになる理由も分かります。
村八分によって家にゴミや落書きだらけにする行為はよく聞きますが、
日本特有の田舎の風習も作中に取り入れる演出は呪術廻戦の歪さの一つだと言えますね。
東堂の存在しない記憶
京都姉妹校交流会で東京校に属する虎杖たちと対峙した
呪術高専京都校3年生で1級術師の東堂葵
高い実力を持ちながらその傲慢かつ粗暴な性格ゆえ、敵味方両方から厄介者として扱われている東堂ですが豪快な熱血漢で見込みのある者に対しては友達思いな一面をみせるキャラクターです。
友達はちらほらといるらしいですが、特に虎杖にだけは『親友(ブラザー)』と呼ぶほど親しい間柄。
初対面の相手に女の好み(タイプ)を聞き、それによって相手を判断する癖がある東堂の問いで好みが一致した虎杖は親友であり、東堂の中では非常に重要な存在。
その経緯は記憶の捏造から始まりました。
東堂の脳内からあふれ出した存在しない記憶。それは虎杖と同じ学校でともに青春を過ごしてきた日々。
二人でよく行動しては他愛のない話をする。女の子に振られた時は励ますしご飯を食べに行くといった内容でTHE青春といった感じです。
当時の考察界隈では、存在しない記憶は虎杖の術式の可能性が高いと言われていましたが、これについて作者の芥見 下々(あくたみ げげ)先生は
『虎杖にそんな能力はない。』と明言しています。
この存在しない記憶は特に深い意味はまったくなく
東堂の変態性から生まれた、ただの妄想だったのです。
呪術廻戦・渋谷事変第37話では虎杖と脹相の戦闘において、虎杖を死の間際まで追い込んだ脹相の脳裏に同じ「存在しない記憶」が流れます。
東堂と同じ表現と共に、脹相が壊相、血塗、虎杖、その他九相図の亡骸たちと共に食卓で談笑する記憶が流れ込み、強い混乱を来してその場から逃走。
この回がジャンプ本誌に掲載された時も虎杖が洗脳系の術式を持っていると再び話題となりましたが、
脹相はもとから「自身の術式の影響で、血の繋がった兄弟の異変を感じられる」能力を持っていることから「実の兄弟である虎杖の『死』を強烈に感じ取ってしまった」とその後明らかとなってます。
作者曰く『存在しない記憶』がそこまで大きくなる話題になるとは思っていなかったそうです。人の想像力ってすごいですね!
まとめ
呪術廻戦は一挙手一投足が考察の種になるほど作中に散りばめられています。虎杖の正体や○○生存せつなど考え出したらキリがないほどに。
渋谷事変もそろそろ終わりが近づきつつありますが、制作が未定な第3期への期待も高まっています。その時はオープニングでみなさんの頭を悩ませるような不穏な伏線が張り巡らされているでしょう。
今回の内容で『呪術廻戦』の奥深い世界の魅力が伝われば幸いです。
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