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電通と博報堂のIS&IS後の選考まとめ

割引あり

▪️前書き

こんにちは!商社デベ内定のムーちゃんです!

今回は『電通と博報堂のIS&本選考対策Note』と題して、24卒の電通IS参加者や内定者から集めた本選考情報を、出し惜しみなく公開したいと思います!

〜こちらも合わせてどうぞ〜


▪️博報堂のISとは

5日間に渡って企業理解や個人ワーク、グループワークを行うBusiness Creation Circuitとデータサイエンティスト向けのData Science Campの2種類がある。
Data Science CampはPython を使ったデータ分析の経験があることが求められており、経験者のみの参加となる。

本記事では、経験不問のBusiness Creation Circuitについて説明する。

・IS選考について

博報堂のISは書類選考→1次面接→2次面接で参加できる。

博報堂の選考フロー


各フェーズで何人が通過するか事前に提示されているのが特徴で、1次面接で約700人から200人に絞り込まれ、2次面接で200人から120人へと絞り込まれる。

〜24卒の書類選考のお題〜
問1.日常生活を通して自分だけが気づいている、5年後に当たり前となる「変化の兆し」を教えてください。
問2「. 変化の兆し」によって、生活者の暮らしはどのように変化しますか?
問3. 暮らしの変化から生まれる新しい価値を生活者に提供するには、どんな協業先と組み、どのようなビジネスモデルを創造することで実現できますか?
をA4に2枚でまとめる。

〜1次面接(10分)〜
カジュアルな面接で現場社員が担当する。
服装も自由でスーツである必要はない。

内容:ガクチカ7-8割で基本はPersonal Core Sheetから聞かれる。
★10分と短いので雰囲気が合うかが重要

〜2次面接(20分)〜
課題に対するプレゼンを行う。
なぜこのアイデア?このアイデアはどう?という感じのディスカッション形式で進む。

★なぜ、そのアイデアに至ったのか、着想の部分からいかに社会に対してアンテナを貼っているのかがキーとなる。
通過者は約3分間のプレゼンの中で、原体験を含めてなぜそのアイデアを含めたのかを話すように心がけた。

IS参加者の属性
・コミュ力が高い。よく喋る。
・率先して動く。グループワークをするときも足りないところが何かを見つけられて、動ける

★IS選考で重視すべきポイント
博報堂が大事にしている理念である「生活者発想」を心がける。
一人ひとりの消費者としてみるのではなく生活者として、何が課題かを見つけて解決できる人材を求めている。

企業研究はOB訪問を3人にしてもらった。ESが変わっているので、社員に見てもらうのが大事。


ISの内容

ISは5日間開催されるが、Day4とDay5(プレゼンテーション発表日)までの間に2日間ほど各チームでグループワークを行う必要があるので、実質1週間ほどかかる。

Day1 全体プログラム:会社説明や仕事術(こういう思考で仕事をしている)などを聞く

Day2 講義と個人ワーク:午前中と午後に一回ずつ課題を与えられる。決められた時間内に課題を完成させて、グループで共有する。
課題を自分で解いて、PDFで全部提出する。サーキットリーダー(社員)が全てに目を通して優秀者が選ばれて、表彰される。
(個人ワークで表彰された子たちは内定している)

Day3 グループワーク:5-6人のグループがランダムに組まれる。
博報堂に来ている案件をISの学生にも共有して3日目にグループワークを開始。最終日に発表があるため、ISがない日も作業が必要。
(25卒の場合は2日間、ISはないが各自で作業が必要)
各グループで、1人社員がついていて、常に評価している。

24卒のテーマ「プロテインを生産する企業がある。しかしプロテイン業界が飽和していてなかなか売れない。そこで誰にどのように売ればいいか提案せよ
24卒では発表は各班似ていたが、最優秀賞をもらっていた班は実現できるのか怪しいけど面白そうな新しいアイデアだった。
(ただ、社員曰く例年はもう少し実現可能な発表の方が評価されやすい)


Day5 発表:1-2人で発表するグループも全員で発表することも。
評価はサーキットリーダーだけでなく、プロテイン会社の社長も来ていた。

★優秀班は景品が貰えるが、優遇には関わっていないと考えられる。

内定が出るのはそれぞれのチームで最高2人くらい。チームで表彰を受けたとしても、その中でバリューを発揮していないと内定できない。


IS後から内定まで

IS参加者は希望すれば全員早期選考に応募できる。
書類選考→最終面接で内定。

ISが終わった2-3週間後に書類提出がある。そこから2週間後くらいに対面で面接。
早い人は10月には内定が出ている。
IS経由の選考は面接よりもグループワークでバリューを発揮している子が内定している。
司会進行やアイデアを作る核として動くような誰もがチームに貢献している学生が内定をもらっている。

補足:圧倒的にバリューを発揮していたが、あまりにも博報堂っぽさがなく電通にいそうな子だったので、内定が出されなかった学生も
→能力があっても博報堂の雰囲気に合わないと落ちる
博報堂はパートナー主義でどこまでもクライアントと共に走っていく。
自分がガツガツする(電通タイプ)よりも協調性を持って、足並み揃えて進んでいく人が求められている。

・ES
ESではISで学んだこと、なぜ博報堂がいいのかをPDF2-3枚で提出する。
書類通過率は高く、7割くらいが通過していると考えられる。

・最終面接 社員3人:学生1人 ★社員の年次は高め

なぜ広告業界がいいのか、博報堂がいいのかを質問責めされる。
120人いて50-60人が内定する。

▪️電通と博報堂両方のISに参加した人が感じたこと

電通は個人ワークが多く個の強さを感じた。新しいアイデアを考える時に自分のアイデアに自信を持っている人が多い。
アイデアは現実的ですぐに実現できるものより、斬新であまり他の人は思いつかないようなアイデアが評価されやすい。
全体的に1匹狼が集まっている印象を受けた。

博報堂のインターンに参加している人の中にも、電通にいった子は目立っていた。
博報堂は電通よりは資金力がない分、実現可能性が高い現実的なアイデアの方が評価されやすいのではないかと感じた。
協調性が求められ、個というよりは集団でやっていける人が求められている。

★24卒までは電通はIS経由の早期選考を行っていなかったが、25卒からIS経由の内定があることが明記されている。

▪️電通のISとは

電通に内定するためには① 通常選考からエントリーする方法 と② 採用選考直結型インターンに参加する方法がある。
通常選考には総合職、デジタルクリエイティブ、アート職採用があり23卒の入社人数は120人となっている。

採用選考直結型インターンには、

① テクノロジーとアイデアの学校
→デジタルクリエイティブ職への選考に繋がる。
②アイデアの学校
→総合職(初期配属=クリエイティブ部署も含む)への選考に繋がる
③電通デザインサマースクール
→アート職への選考に繋がる

と分かれている。

本記事では②のアイデアの学校について24卒の情報をまとめていく。

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