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甲子園2023

甲子園が終わると、暑い熱い夏の終わりを感じる。
高校生たちが必死に追いかけた白球は、大人になったら何になるんだろう。
私たちは何を追いかけているんだろう。
時に笑顔に、涙に、汗に変化して白球は彼らを弄ぶ。
それでも、彼らは白球を追いかけるのをやめない。
私にはそんな情熱あるだろうか。
高校球児の涙や汗を、とても美しいと感じる自分がいる。
私はどんな高校生だったか、まったく思い出せないけど、そんな高校生の涙を見ていると自然と目頭が熱くなる。
高校球児と高校球児を応援するすべての人たちの涙はとても美しい。

勝ち負けは大事かもしれない。
でも、それより、彼らは一生の友と仲間と、このむせ返るような熱い夏を過ごせた、それは宝物。
時間や経験はお金じゃ買えない尊いもの。
それはいつか自分の自信になったり、辛い時心の支えになったりする、貴重な経験。

私には何もないけど、いつか、誰かの目頭を感動で熱くできるような人間になりたい。

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