試験勉強で気づいたこと

自分の生活スタイルで、毎日の勉強時間の確保と勉強のやり方にかんして、なんとなくコツをつかみ始めたところで気づいたことがある。

昨年は全く「試験勉強の取り組み方」が分かってなかったということだ。

例えば憲法の問題で、「違憲」or「合憲」を選択肢で選ばせる問題がある。これは、違憲判決が出ている判例を知ってさえいれば楽に解けるはずだが、そもそもソコが分かっていなければ選択肢を隅々まで読む必要があるし、結局どれも本当らしく書かれている(試験問題なので当たり前なのだけど)から、解けないのだ。

それから、憲法21条2項で検閲の絶対的禁止がうたわれているけれど、そもそも論として「検閲」とは何ぞや? どの判例でどのように定義づけられているのか肚落ちしていなければ、「事前抑制」について問われると全く太刀打ちできない。

合憲判決が出ていても、それまでのセオリーとは違う論点の判旨も然り。

ようは、その問題を解く「方程式」をどれだけ使いこなせるかなんだな。独学で一発合格する頭の持ち主もいるけれど、私はどうやらそういう人たちと違って、そんなに頭は良くないから、「方程式」を自分のものにしていくしかない。
そこまでいけば、3時間で解けるか!と思うレベルの試験でも、案外余裕をもって臨めるものなのかも知れない。

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