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アルゼンチン戦へ 池田監督が選んだ23名 ユーティリティすぎるプレイヤー?が選出

フットボールファンの皆さん、こんにちは。

9月23日に行われる親善試合、アルゼンチン代表との北九州での1戦に向け、なでしこの池田太監督が会見を開き、招集メンバーの発表を行いました。以下が今回の招集メンバーです。

GK
1 山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)
21 平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)
18 田中桃子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)

FP
4 熊谷紗希(ASローマ/ITA)
8 猶本 光(三菱重工浦和レッズレディース)
11 田中美南(INAC神戸レオネッサ)
5 三宅史織(INAC神戸レオネッサ)
2 清水梨紗(ウェストハム/ENG)
17 清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)
19 守屋都弥(INAC神戸レオネッサ)
14 長谷川 唯(マンチェスター・シティ/ENG)
6 杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC/USA)
16 林 穂之香(ウェストハム/ENG)
3 南 萌華(ASローマ/ITA)
10 長野風花(リバプール/ENG)
20 三浦成美(ノースカロライナ・カレッジ/USA)
9 植木理子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
7 宮澤ひなた(無所属)
22 宝田沙織(リンシェーピングFC/SWE)
12 高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)
13 遠藤 純(エンジェル・シティFC/USA)
23 石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)
15 藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)

多くは先月招集されたメンバーとなりました。ワールドカップメンバー以外でのメンバーとなったのは20番の三浦成美と、22番の宝田沙織。

三浦成美は26歳のセントラルミッドフィールダー。今年3月から、ベレーザを離れアメリカ女子スーパーリーグのノースカロライナ・カレッジに所属しており、今季18試合に全て出場。直近の9/3のNJ/NYゴッサム戦では先制点となるゴールも決めています。日本代表としては2019年のワールドカップにも出場しています。

もう1人、宝田沙織も、セントラルミッドフィールダーでリーグ戦に出場する選手です。スウェーデンのリンシェーピングFCで今季全試合に出場し、ダームアルスヴェンスカンで暫定2位のチームを支えています。彼女もワールドカップメンバーとして2019年に出場しています。元々ゴールキーパーとしてプロをめざし続け、U-13日本代表では、背番号1でゴールを決めるという記録を残したり、セレッソ大阪時代はFW、MF、DF全てをこなした上GKのメンバーとしても考えられたという「ユーティリティプレーヤー」になったりと、非常に特殊なサッカー遍歴を持った選手です。


U-13日本女子選抜のチャイニーズタイペイ戦。宝田は左から二番目に、背番号1でFPとして出場している。(JFA HPより)



セントラルミッドフィールダーには、長野、長谷川、林など、タレントが揃っている中での招集。よりスタメン争いが面白くなることが予想されます。会見で池田監督は、「2人は所属チームで役割の仕事が出来ている。そういった部分での持ってるものをなでしこでも発揮して欲しい」とコメントしています。
一方ワールドカップメンバーの中で今回外れたのは千葉と浜野。千葉は中国で行われるアジア競技大会でのU-19のメンバーに選出されており、浜野は左肩の怪我の容態によるものとみられています。スウェーデンメディアからは、ハンマルビーからチェルシーへのローンバックの話があったという報道もあり、怪我などとの関係があるのかも知れません。

アルゼンチン代表との親善試合のあとは、インド、ウズベキスタン、ベトナムとのパリ五輪アジア二次予選が行われます。南米の強豪に勝利し、アジア2枠だけの出場権を獲得することができるでしょうか。


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