【詩】面影

誰もいない
夏の
公園の夕日
橙色は地平線に
沈み始める
街が薄暗くなり
人々は家路を急ぐ
やがて
世界は宇宙のカーテンを引く
地上には
月、星々の光りが
降り注ぐ
今宵は
少し
あの日の面影を
無人の公園に映して
亡き友人と遊ぼう
そして

さようなら
 さようなら


創作活動に使わせていただきます。