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高齢者だからやりたいこと、やりたくないこと


はじめに

勉強会仲間に勉強会の「テーマ:ビットコイン」を事前相談してみました。
「こんなことを勉強しても面白くない。勉強しても数年内に実現されるのでなければ、後期高齢者にとって自分の人生とは関係あるとは思えない」
なるほど、納得の意見でした。

高齢者だからやりたくないこと

横浜市民活動センター勉強会の参加者は全員が後期高齢者です。
残り少ない人生で経験できるかどうかわからない未来の話をされたって関心が持てるはずがないですね。
自分の人生と関係のない話には関心を持てない。
だからといって、全員がそうだと言うわけでもなさそうです。

20年ほど前に考えられていたこと

20年ほど前の、団塊の世代がもうすぐ引退するという頃の話です。
「団塊の世代が引退すると新たな引退者市場ができる」とか、電通や博報堂などが騒いでいたことがありました。
以下ですが、多様過ぎです。私には腑に落ちていませんでした。

  1. 趣味や余暇活動:

    • 引退後に趣味や余暇活動に時間を費やすことを望んでいました。

    • ゴルフ、旅行、読書、料理、ガーデニング、音楽、美術、写真撮影などです。

  2. ボランティア活動:

    • ボランティア活動に参加することを希望する人々も多かったです。

    • 地域社会への貢献や社会的な使命感を持つことが重要でした。

  3. 孫との時間:

    • 孫との交流を楽しむことを望む人々も多かったです。

    • 孫の成長を見守り、家族との絆を深めることが重要でした。

  4. 健康とフィットネス:

    • 健康的な生活を送ることを重視する人々もいました。

    • ウォーキング、ヨガ、水泳などの運動を通じて健康を維持し、長寿を迎えることを目指しました。

  5. 新たな学び:

    • 引退後に新しいスキルを学ぶことを望む人々もいました。

    • 言語学習、料理教室、芸術クラスなど、知識を広げる機会を求めました。

高齢者が関心を持てそうな話題

私の近所の高齢者限定の話題です。
現役時代、銀行や鉄鋼会社などで、いろいろな経験をしてきた人たちです。
引退して、面白くない人生を過ごすより何かやってみたい老人たちです。
お金の心配をしている高齢者にこのような発想はないのかもしれません。

「自分の人生で体験できない話には関心を持てない、それよりも今すぐできる何かを提案して欲しい」という視点から2案を考えて考えてみました。
 案1:各自が10万円ほど出して仮想通貨に投資をしてみよう。
 案2:我々でビットコインを作ってみよう。
こんな提案なら、「やってみよう」とか、「危ないからやめておこうか」とか、自分事として考えることができます。
明日の勉強会では、そのような提案をしてみます。

最後に

自分事として考えることができる、今すぐ関われることを考えてみました。
勉強会ネタを考えていると、副作用としていろんな妄想が浮かんできます。
妄想は若者だけの特権じゃない、老人が妄想したっていいじゃないかです。


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