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2022/11/05の日経を読んで

11月に入って首都圏は好天に恵まれている。抜ける様な青空が広がり、清々しい。透き通るような秋空は趣がある。かつて安倍政権ではTOKYO2020に向けて、訪日外国人客の年間4,000万人を目指していた。コロナにより、それは実現できなくなったが、今や水際対策や行動制限の緩和で観光客は急増している。その一方で観光客を受け入れる空港やホテルで深刻な人手不足が顕在化している。記事を要約すると共に所感を述べたい。

  • コロナの影響で宿泊業就業者は2割減

  • 羽田では現場の空港で人手のやり繰りに頭を悩ます。

  • コロナ禍でANAは従業員が2割減り、100人程度のCAが応援に入り、利用客を案内する

  • 日光市のホテルでは時給を3割上げても人が集まらず、特に配膳業務の人手不足が深刻化。営業時間短縮で対応。

  • 外国人観光客は増えており、パレスホテル東京では10月の稼働率がコロナ禍前の7割以上になる

  • 円安の影響もあり、早期にコロナ禍前の状況に戻ると見込まれる


人財が不足している

最近、渋谷や六本木を歩いていても外国人の数が増えてきたなと感じることが多い。それこそ、コロナ禍前は街で外国人を見ない日は無く、至る所で英語や中国語が飛び交っていた。観光大国日本。訪日観光客4,000万人。もう一度その立ち位置に戻り、目指して欲しいが、コロナ禍で削減した人員はなかなか戻らないのが現実だろう。魅力的な給与や、週休2日制を完全に提示して観光産業に再び活力を取り戻して欲しい。

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