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2024/04/24の日経新聞を読んで

東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは23日、6月に開業する新ホテルを報道公開した。1泊約34万円以上の客室もある高級ホテルだ。ホテル事業はテーマパークとの相乗効果で好調だ。売上高は2024年3月期に前の期比18%増の869億円と過去最高を見込み、営業利益率も3割と高い。ホテル大手としての顔も持つ。記事を要約すると共に所感を述べたい。

  • 「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」は、6月6日に開業する東京ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」に併設。

  • 価格帯の違う2棟で構成し、デラックスタイプは1室6万6000円から、同社で最高級となるラグジュアリータイプは34万1000円からとなる。

  • 23年4~12月期の客室稼働率は99%とほぼ満室だ。一般的なホテルの7~8割を上回る。

  • オリエンタルランドのホテル事業は売上高、営業利益ともに全体の15%程度を占める。23年4~12月期の売上高は668億円だった。

  • 帝国ホテルのホテル事業(379億円)を上回るなど、シティーホテル・リゾートホテルでは国内有数の規模となる。

  • 稼ぐ力も高い。営業利益率は32.6%と、帝国ホテルのホテル事業(10.9%)や西武HDのホテル・レジャー事業(10.5%)を大きく上回る。

  • 23年10月のチケット値上げ後も入園者数が伸びている。新ホテルでは新たな価格戦略も盛り込んだ。

  • 新エリアのアトラクションを好きな時間にほぼ並ばず利用できる新チケットを宿泊者限定で販売する。価格は2万2900~2万5900円。

営業利益率32.6%は異次元

ファンタジースプリングスは6月6日に開業する。おそらくこのタイミングでオリエンタルランドの株価も上昇するとみられる。オリエンタルランドは株主優待がディズニーのチケットだが、100株くらいは確か購入しないと貰えなかったと思う。さて、オリエンタルランドはホテル事業が堅調であり、ホテル大手と変わらない。そして、営業利益率32.6%というのは驚異的である。私の会社も見習って欲しい。

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