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【考察】ゲーム「Mother2(マザーツー)」、“地名数字シリーズ”は6まである説

マザー2の「地名数字シリーズ」は6まである説

マザー2の序盤に冒険する地名は

オネット
ツーソン
スリーク
フォーサイド

ワンツースリーフォー(1234)の数字が入った名前になっていますよね。
4のフォーサイドで数字関連のネーミングは終了、という考え方が一般的だと思います。

しかし「地名数字シリーズ」、実は6まであるのでは?と思ったので書きとめます。

5は「モグラのぬしが5体いる埋蔵金発掘現場」
6は「ムーンサイド」

ではないでしょうか?

「埋蔵金発掘現場」でモグラの「あなのぬし」を倒すイベント、ありましたよね。あれめちゃくちゃNo.3を自称してくるモグラばっかり出てきて印象的ですけども、あなのぬしは全部で「5体」なんですよね。1234、からの5です。

その次に行くところは、6をムと読んで「ムーンサイド」。6まで数字シリーズが続いているのではないでしょうか。

・・・いや、「埋蔵金発掘現場」の地名に数字入ってないじゃん!地名数字シリーズじゃない!そして1234までの数字は英数字読みなんだからムーンサイドのムもおかしいだろ!!
と思っているそこのあなた。その通りですね!笑
タイトルはわかりやすい方がいいと思って「地名数字シリーズ」と書きましたが、私が伝えたいことは

一見終わったかのような秩序が実はうっすら続いているのでは?

ということです。
1234までと思っているシナリオのリズム、実はよく聞くと6まで刻んでいるんじゃないか?そんな気がしました。
もしかしてここ以外にもマザー2は「気づかれにくい秩序」があるのかもしれません。


ムーンサイドはフォーサイドの反転世界のようなものなので位置はフォーサイドと同じですね。地名数字シリーズは4でも6でもフォーサイドの位置で終了し、区切りとなるようです。
地名数字シリーズの終了とはなんなのか?なぜここで区切るのか?・・・仮説を考えてみました。それは・・・

主人公(ネス)にとっての「地続きの旅」が終わったから、一旦区切る

ということなのではないでしょうか。
フォーサイド以降、一気にサマーズまでスカイウォーカー(あれスカイウォーカーっていうの!?)で一気に移動しますよね。テレポートを覚えるのもこのタイミングです。
一気に行動範囲が広がる旅に変わっていく起点という意味で、地名数字シリーズを終了することでゲームシナリオのリズムを転調させているのではないでしょうか。

マザー2は「音」を集める冒険というシナリオですが、ゲームデザインにもリズムを持たせることで作品としての一体感を出していると思います。効果音も凝っていて印象に残りますよね。

以上、プレイヤーに気づかれにくいところにもリズム(秩序)を作っている作品なんじゃないかというお話でした。


#マザー2  #ゲーム #考察

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