(気の滅入らない)有木誠の癌闘病日記65(ジャクソン・ブラウンライブ)
今日は年甲斐もなく、感動した話を少し。
ジャクソン・ブラウンの広島公演
に行ってきた。
「そんなにビッグでもない、このアーティストに、客は集まるのか?」と、
心配しながら行ったが、
知ってる人は居るもんだ。
いい歳を重ねたナイスミドルで満杯。
オヤジ率高し。
みんな紳士淑女だから、アーティストがステージの出てきても「総立ち」にはならない。
座って、固唾をのんで耳をそばだてる。
ジャクソン・ブラウンがアコギを抱えて、弾き語り気味に曲が始まる。
AメロからBメロに入ると、バッグ陣が加わる。
スチールギターが、ジャクソン・ブラウンらしい雰囲気を作り出す。
テレキャスギターがソロを始める。
それを引き取ってフィドルが奏でる。
そして、佳境に入らんとするその時、バッグコーラスがソウルを加えた。
この時点で、ずっとこらえていた物が、一気に流れ出る。
そして、それは、アンコールが終わるその時まで、私の目を乾かす事は無かった。
人生の最後で、こんなに感動する事が出来て幸せだ。
また、
私にも感動する感情が、
まだ残っていた事も、嬉しい。
今、私は酒、飲んでません。
シラフで書いてます。
恥ずかしい・・・(笑)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?