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ゆりあ先生の赤い糸

菅野美穂主演の木曜TVドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」を毎週楽しみに観ている。
 主人公ゆりあの夫が脳溢血で倒れたと思ったら、子連れの愛人がいたり、大学生の若い男の子が恋人だったり?と、ハチャメチャなストーリー展開!

主な登場人物は子どもに恵まれないゆりあ先生と、半ば植物状態になってしまった、売れない小説家の夫の吾郎(田中哲司)。2人の子供を連れて押しかけてきた愛人のみちる(松岡茉優)
まだ大学生のリク(鈴鹿央士) は、ゆりあに悪びれもせず、堂々と吾郎の恋人宣言をするし。
それと、同居している吾郎の母親役の節子を、三田佳子が、とってもいい味を出している。
 夫が倒れて、この先良くなるかどうかもわから無いのに、愛人たちが押しかけて来てパニックになった、ゆりあは「あなたたちの三年間を私にください!」と頭を下げてお願いする。

ココから3人(いや、全部で7人か)の奇妙な同居生活が始まるのだが。
お互いに牽制したり嫉妬したり、されたり、
でも、なぜか時として、そこはかとないシャボン玉のような優しさをお互いに垣間見せたりして。もちろん、それも一瞬で、すぐに弾けて消えてしまうのだけれど。

介護の厳しさは経験したことのある人にしか、わからないと思うのだけれど、愛人のみちる(松岡茉優)と恋人のリク(鈴鹿)は「三年間、吾郎の世話を手伝う」と約束したものの、二人は所詮他人だから、逃げようと思えば、いつでも逃げられる立場にある。
 でも、ゆりあは離婚でもしない限り、吾郎から逃げることは出来ない。ある日、ゆりあの前に若い男のコ優弥(木戸大聖)が現れるのだが、彼が一途なのが、とても可愛いのである。
(といっても彼も結婚しているのだけれど)

ゆりあに指を絡めてくるシーンに私は彼の並々ならぬパッション(情熱❤️‍🔥)を感じてしまった。二人の関係を知ってしまったリクが、自分のことは棚に上げて浮気した!と、ゆりあを責めまくる。この毒舌家め!😠
まあ、でも彼がいるから、ゆりあに同情しちゃうんでしょうねー。見ている方としては。

 先週のラストの方では、ゆりあが優弥と外で逢びきをしてる間に、動けないはずの吾郎のベッドが、もぬけの殻に!
激しく動揺し後悔するゆりあだったが、吾郎はベッドの向こう側に落ちていただけだった。安堵の気持ちと裏腹に「あんたなんかもう要らない!」と叫んでしまってしまった、ゆりあ。その叫びは吾郎の母親の耳にも届いて・・・

だいぶネタバレしてしまいましたが、これからの展開が楽しみです。いまのところ、あまり動きのない、みちる(松岡茉優)が今後、どんな正体を現すのか?
介護プラス不倫ドラマ、というと、どうしてもドロドロ系を想像してしまいがちですが、
菅野美穂の明るくて、何があってもドン!と構えて「いいから私に任せておいて」的なところに私は救いを感じます。
他の人だったら、「私、不幸にもめげずに、頑張ってます!」感だけに終始して、もっとつまらないドラマになっていたかも^^


#ゆりあ先生の赤い糸
#菅野美穂
#松岡茉優
#鈴鹿央士






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