習慣化のいろは〜習慣化術39から49まで
さてここからは習慣化術39から49まで、スランプ脱出編を紹介します。
ここからは、Kindle Unlimitedにより、読んできた習慣化関連の本を通して、学んできたことをまとめて、私なりに習慣化のコツを示したいと思います。
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習慣化のいろはスランプ脱出編
さて、続いてはスランプ脱出編です。
人間、生きていればスランプに陥る時が必ずあります。
そんな時、いかにして脱出するか。
そのためのコツを30個集めてみました。
また、スランプを避けるため、ストレスを避けるための考え方も示しております。
思い悩んでいる方が、現状を打破するきっかけになれば幸いです。
39 自分の城を持つ
複数のアソシエーションに属する。
ミスをする、叱咤を受ける、体調を崩す、誰でも落ち込む時があります。
そんな時いかにして、立ち直るのか。
その手法はマニュアル化して、全世界へ配信すべきだと思っています。
スランプを避ける方法ではありません。
あくまでも、陥った時にいかに回復するか。
現代はストレスばかり。
まず一つ目です。
自分の城を持つこと、それもできるだけ、複数の城を持つことが大切です。
社会に出るということは、甲冑を着て、戦に出るようなものです。
敵の攻撃により、傷つくこともあります。
瀕死に陥った時、逃げ込むべき場所の存在は非常に大きい。
何があっても、守ってくれる場所です。
例えば自宅でもいいでしょう。
家庭は多くの場合、立派な城です。
趣味のグループ、なんてのも、とても有効ですね。
そういうことを蔑ろにせずに、自分の居場所を丹念に積み上げていくことが、いざ瀕死の状態に陥った時に活きてきます。
40 心が折れそうになったら、とにかく休め
ヤバいと思ったら、逃げて逃げて逃げまくれ。
会社に迷惑をかけるかもしれない。
友達を失うかもしれない。
そんなことはいったん置いておきましょう。
無責任と言われようが、とりあえず逃げる。
どの道、何が迷惑をかける。
なんなら人間、生きているだけで、迷惑な存在です。
それを自覚しましょう。
だから、大丈夫、逃げて逃げて逃げまくれ。
誰かが穴を埋めてくれます。
その分野の得意な人がどこにでもいます。
仕方ないなあまったく、とそれほど深く考えずにやってくれます。
一応断っておきますが、犯罪を犯して、逃げてという意味合いではありませんよ。
前向きな逃げ道、ポジティブエスケープをあらかじめ作ることで、逃げやすくなり、自身が完全に壊れることを避けられます。
決して無理に状況を打破しない。
よく食べる、よく眠る、だけで乗り越えられるんです、意外と。
41 悪は存在しない
それは、組織の中で自分の役割をこなさなければならない人。
鬼は空想上の生き物でしょうか。
かつて異国人を見たその衝撃から、鬼だと考えたのでしょうか。
わかりませんが、鬼は現実にはいません。
あの人は鬼だ、と感じることがあるかもしれない。
その鬼に自分はいつも攻撃されている。
そうか、大変ですね。
ほとんどの人は、その役割を演じているだけです。
立場上、言わなければならないことがあります。
だから嫌なことも言う。
たまに嬉々として言う人もいますが、心の中ではたいてい謝りながら言っているんです。
そう考えることで、我慢もできる、気がしませんか?
また、自分もいつか、その立場になるかもしれない。
なんのために仕事をしているのか、会社の発展のためでしょう。
そのために鬼になっているだけです。
こちらから、察してあげましょう。
ただし、サイコパスは存在します。
他人に対してなんの感情も持たず、自らの要求のみを押し進める人は、みんな気づいているはずです。
存在するとして、遭遇する可能性は低いと思いますが、もしもの時は、2の通り、逃げて逃げて逃げまくったらいい。
42 起きていることは全て正しい。
世の中、どんな素晴らしい見解に対しても必ず批判は存在する。
自分をそんなに信じなさんな。
信じ切ってしまった結果、元戻りできひんよ。
と思います。
大変、極端な世の中になってきている。
肯定派もいれば否定派もいる、と言うことを理解しなければなりません。
実際に起きていることは、どんなに理不尽であろうと起きている。
当たり前のことですが、まず受け入れましょう。
そこから始まる。
受け入れた上で、抱えきれなければ逃げましょう。
なんとか耐えられる、のであれば、解釈しましょう。
起きた、で、自分ができることは何か。
少ししかないなあ。で、いいじゃありませんか。
特別なことはする必要はありません。
少なくともそれで世の中成り立っているのです。
自分は不遇だと、嘆くことは誰にでもできます。
それで完結している人もいる。
ただ、それだけだと寂しい。
そこから自分自身、成長させたいじゃないですか。
大丈夫、朝は毎日その空気を更新してくれます。
43 ただ歩くだけ
歩いていると無になれる。
歩くことにより、もっとも簡単に禅を体験できます。
歩禅、というそうです。
何も考えずに、または様々な悩みを考えながらでも良い。
ひたすら歩いてみましょう。
足を動かす、一歩、一歩、進む。
あれ!?少なくとも、進んでいます。
何もできないと思っていた自分が進んでいる。
それだけで奇跡的な気がするじゃない。
風を感じ、空を見て、落ちているゴミに注意を払い、歩いていくのです。
どんどん流れていく。雲になった気持ちで、目の前にあるものが通り過ぎていくことを感じてください。
「悩み」もその一つとして流れていきます。
ほら、何も変わらないのに、何かスッキリした気分になりませんか?
ちなみに私の実践している散歩を紹介しましょう。
まず、あまり人に出会わない、散歩コースを選んで、 google ドキュメントを起動し、マイク付きイヤホンを装着して歩く。歩きながら思ったことを喋る。googleドキュメントにそれが記録されていきます。
これによって自分の思考を視覚化できる。何か意味があるのか、意味はありません。
が、ストレスがすっと溶けていく感覚をぜひ味わってください。
晴れでも曇りでも、とにかく空を見る。
44 1ミリでも進んでいることを喜ぶ
がっかりタイムがあることを踏まえ、淡々と努力を続ける。
急激な成長があったかと思うと、その後しばらくは踊り場のような状態が続くことがあります。
そんな時は「焦るな腐るな地に足つけろ」です。
それでも全く進んでいないわけではない。1ミリでも進んでいれば、それは成果です。
独学で、始めた当初はちょっとでも目に見える形で、何か進んでいるという実感が持てます。眼に映るものが新鮮に思える時期がある。
しかし、行き詰まる。学力が伸びない。
実際は微かでも伸びているんですが、その実感が持てない。
辛いですよね。
ここでも有効なのは、やはり習慣化です。
習慣化していれば、どんなにがっかりタイムがあるとしても、毎日の行動としては変わりません。何も考えずただ、ひたすら継続すればいい。
「昨日解けなかった問題を今日もう一度見た」
「参考書にこういう目次があった」
「参考書のページがめくれた」
これだけでも1ミリ進んでいます。
45 今起きても、この先起きても、眠いのは一緒
同じアホなら踊らにゃ損、損。
朝起きるのが辛いなあと思うこともあります。
仮にメンタルにダメージを受けて、少しの間休憩するのであれば、とことん寝てしまっても良い。
そうではなくて、少し辛くても、日常を過ごすなら、いつか起きなければならないのなら、起きることに妥協してはいけません。
今起きても、この先起きても、眠いのは一緒なんだから、今起きましょう。
それが習慣化すれば、すぐに苦痛でなくなります。
早起きは、体を整える要素となります。
大抵メンタル不調は睡眠不足が伴い、早く起きることができない、という人が多い。
だから早起きをして、朝活動することを習慣化してしまえば、メンタルは自然と向上します。
お試しください。
46 コントロールできることに集中しなさい
置かれた環境の中で自分にできることに集中する。
自分がコントロールできることだけを集中的にやる。
それはメンタルの不調にとっても非常に大切です。
なぜなら簡単に、達成感を得ることができる。
自分が役に立っていると感じられる。
それだけでメンタルは改善します。
だからまず、自分がコントロールできること、それを集中的に行い、より精度を高めていきましょう。
他に真似できないぐらいに精度を高めれば、自分だけのものとして非常に有効な能力になる。
割り切ってそこに没頭することが、自分を辛い状況から解放するための最短距離です。
仕事だけではありません。
家庭の中でも、家事について自分が達成できることを集中して行い、その上で精度を高めていくということが大切です。
それがストレスを解消する要素となります。
47 夫婦間交換日記でスルーする力を鍛錬
簡単に利用できるものは全部利用せよ。
メンタル改善のため、大切なことの一つにコミュニケーションがあります。
やはり自分一人ではない。
他者と関わりを持っているということが実感できれば、メンタル耐久性が上がります。
そのための簡単な方法が夫婦間交換日記です。
夫婦間で言葉を交わすということも大切ですが、あえて、文章にしてお互いの気持ちや思ったことなどを報告し合う、というだけでストレスの解消になるんです。
これを継続することによって、別の利点もあります。
相手が何を書いてきたかということに、耳を済ませるわけですが、時にはちょっと意味のわからないことも書いてくることがある。
その時にそれを全く無視するのではなく、少し考慮しつつ、それでもあまり触れない、というようなことをする。
これが大切です。
これはスルーする力として仕事上、家庭の上、地域の中で、抜き差しならないことが起こった時に役に立ちます。
結婚していない人は、友達でも、SNS上でも、相手は誰でもいい。
安らかにコミュニケーションをとることができる相手で、やってみてください。
48 自然・植物は集中力回復とストレス解消に効く
文明が到達できない自然の力。
メンタル改善において、どんな本にも必ず出てくることがあります。
それは自然植物の力。
時として牙を剥くけれど、人間には届かない、自然の力は偉大です。
大いに利用しましょう。
説明はできないけれど、そのそばにいるだけでメンタルは改善する。
例えば風に揺れる木の葉は、見ているだけでストレスを軽減します。
意識して、自然や植物にのそばで触れる機会を設けましょう。
人間関係は、相手の都合や、こちらの都合、周り環境などをバランスよく調整することに集約される。
自然や植物はそのどこにもない。ただそこに存在する、というような存在感、肯定感を持っています。
ペットについても同じような事が言えるかもしれませんが、ペットについてはそれを飼う責任が生じます。
だから最後まで面倒が見れない人は、ペットを飼ってはいけません。
餌付けなどもってのほかです(怒)。
是非植物や自然、それに触れる機会を、生活の中に取り入れてください。
難しく考える必要はありません。ただ散歩するだけで、風の気持ちよさ、太陽の暑さ、日陰のありがたさを感じるんですから。
49 ストレスは自分を成長させてくれる
ほどよく逆境を経験している人の人生満足度が最も高い。
ストレスは決して敵ではありません。
ストレスがなければ、人間はおそらく生きてはいけない。
例えば歩くこともストレス。
しかし、これがあるからこそ、人生は楽しい。
強いストレスから解放された時の爽快さによって、人生は成り立っている。
だから怖がらずにストレスを受け入れてください。
人生の満足度を高める点からも、ストレスは役に立っています。
ただ自分の思うままに全てが成立していくというのは、ストレスはかからないかもしれませんが、人生としては面白くない。
苦手な人=ストレスを与えてくれる人。
嫌な仕事は有益なエクササイズ。
考え方が違う人とは、育ってきた環境が違うんです、仕方ないじゃありませんか。
怖がらずに、もっと積極的に嫌な人と関わっていけば良い。
気軽に近づき、概要を知れば対処法も思いつきます。
そう考えてみてはいかがでしょうか。
(まだまだ、続きます)
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