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死にまつわる

死は怖い。
自分がなくなってしまうから怖い。

けれど、誰にも平等に訪れる。
貧しかろうが、豊かだろうが、子供だろうが、老人だろうが。

死を怖がってはいけない。
いや、正しく怖がるべきだ。
むやみやたらに死に抗ってはいけない。
死は穏やかに迎えられるものだ。

例え、事件に巻き込まれて、悲惨な死だとしても、時間が悲しみを洗い流し、やがて静かになくなってしまう。
そう、不慮の事故にあったとしても、同じだ。

死はいつかやってくるもの。
だから、ありのままを受け入れて、流れるままに生きればいい。
だんだん動けなくなって、食べられなくなった、人は死ぬ。
それを認めよう。

いつからか、僕は死を受け入れて、体の欲するまま、自然に死のうと思っている。
管を繋いで、体だけ生かされて、死と争うのはやめる。

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