見出し画像

東京カテドラル聖マリア大聖堂

今日は丹下健三について書きたいと思います。
私の出身は香川県で、旧香川県立体育館(通称:船の体育館)や香川県庁舎が家から近く、馴染みのある建築家です。

先月、見に行きたかった東京カテドラル聖マリア大聖堂を見に行きました。
初めて生で見て、シンプルに「美しい」と思いました。

'64年 東京カテドラル聖マリア大聖堂(丹下健三)

(夕方なのと曇りだったのが惜しい…笑)

後方に「ルルドの洞窟」という場所があったため行ってみました。
薄暗い時間に暖かい灯りをまとった岩場は心落ち着くものでした…

ルルドの洞窟


そして!
次の写真がこの日撮った中で一番好きなものです。
ベンチから腰を上げ後ろを振り返ると…

この、、、
建築の存在感たるや、、、圧巻でした。


そういえば竣工はいつなのだろうと帰ってから調べると1964年でした。

え、?1964年…?

??



おわかりいただけただろうか・・・

1964年というのは東京オリンピックが開催された年、
すなわち代々木体育館が完成した年です。

そしてこの代々木体育館も丹下健三の作品なのです。

'64年 代々木体育館(丹下健三)

同じ年にこの丹下の最高傑作とも称される2つの作品が作られていたとは・・・(身震い)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?