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油彩画(アドリア海・初夏の兆し) 

                        アドリア海・初夏の兆し F50

 藤の花咲くアドリア海の町の風景。藤は日本の固有種だが、今では世界のあちこちで咲いている。異国の地で藤の花を見ると、思いがけず旧友と出会ったようで懐かしい気持ちになる。
 イタリアでは、ローマとフィレンツェで藤の花を見た。いずれも4月の上旬、中旬で、私の住む東海地方に比べて一月から半月ほど早い。

 以下はローマのフォロ・ロマーノにて。

                           
                             
                             
           

 フィレンツェは、リグリア海から内陸に入った盆地に在るので、4月中旬の朝晩は、結構、冷える。薄手のカーディガンの上に、軽いジャンパーを羽織って丁度いい具合だった。ただ、昼間は気温が上がり、若い人はTシャツ姿で歩いている。あまりに暑いので、私も、ミケランジェロ広場の売店でジェラートを買って食べたが、不味かった。
 余計なことだが、フィレンツェでジェラートを食べるなら、サンタ・トリニタ橋(ヴェッキオ橋の一つ下流の橋)の南のたもとに在る「サンタ・トリニタ」という店がお勧め。ここはおみやげも売っている。

                           宿泊したホテルの中庭
                        メディチ・リッカルディ宮殿の庭

    

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