相鉄線まちあるきから見た鉄道会社のブランド戦略
「はるきには岐阜を案内してもらったから、次は神奈川を案内するよ」
会社同期のきどすけから、地元神奈川のまちあるきのお誘いが来た
相鉄線沿線で育ったきどすけ
そもそも相鉄線って・・・?って人も多いので(私もその1人)
横浜から大和・海老名方面と、湘南台方面に伸びる神奈川県の私鉄
相鉄線の終点は全て小田急に接続することがきどすけにとって重要だったのだろう
スペシャルゲストのみずたくんもお呼びして横浜からスタート
今回のまちあるきテーマは「鉄道会社のブランド戦略の違い」だった
鉄道会社の中でも相鉄は特にブランドイメージに注力していて、駅・車両などのデザインニューアルを進めている
例えば車両はネイビーカラー「YOKOHAMA NAVYBLUE」で統一していて、内装もグレートーンで洗練されている
直通先となった都内でもこの車体を見る機会が増えたが、比較的シンプルなデザインが多い関東の鉄道車両の中でも異彩を放っている
例えば駅舎ではレンガ・鉄・ガラスといったキーマテリアルを設定し、駅舎の随所で採用されるようになった
これらは「デザインブランドアッププロジェクト」の一環で、相鉄グループ100周年と都心への相互直通運転を見据えてスタートしたものだった
従来の相鉄を私は知らないが、きどすけからすると相鉄は大きくイメージが変わったそうだ
鉄道会社に一番求められることは「お客さまの安全な輸送」であることに変わりないが、まちのイメージを作り、醸成していくことの影響力の大きさも感じられたまちあるきであった
その点から相鉄は広報やブランディングの戦略が非常に上手な企業だなあと個人的に感じている
自社だったらどうすべきなんだろうね、と鉄道業界と広告業界の社員が語るまちあるきは楽しかったなあ
次回は京王か東急でやりましょう
地域づくりのヒントはすぐ近くに転がっている
それに気づけるかどうかは、自分次第だ
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