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秋の一コマ


風のように突っ走ることを本性とする人間に、「じっと座っていろ」と言うのは酷だろう。

橋本治 ひらがな日本美術史3

本棚から何気なく本を取り出してぱらぱらとページをめくる。そうしたときに、そのときの気分に合うフレーズに目が留まる。一度読んだもの、読み流して覚えていないもの、何度も読み返したもの。いろんな本があるなかで、そのときの気分で選ぶ本には、自分のほしい日本語が収められているのだ。どうにも不思議である。


秋の開田にて
金色に燃える御嶽を体験したあと