みる
昨日、何の気なしにこういうことを書いた。
見ている人がいる、ということについて思い出す。見る、というのは、看る、でもある。手をかざして、みる。
ひらかなで書くとどちらも「みる」。
みると、わかる。日本語でなくても、英語であっても、" I see. " ということがある。みる、ということはわかる、ということでもあり、看る、というのは見守る、ということにもつながる。
私淑する鷲田先生のおっしゃったこと。
「見守られている」は、その状況をそれと意識することはなくても、「安心感」であって「立ち返る場所」であって「遠くから振り返って、そこにあることを確かめる場所」という言葉であらわすこともできる。
みる、とは。
眼差しを向ける、ということ。
あなたのことを気にかけています、ということ。