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俺のグルコス履歴書【10】ZUNTATA大好き!

GROOVY FESTIVALに我々が気を取られている間に、グルコスにおいてタイトーとZUNTATAの動きが突然活発化してきた。

上の動画(グルコスEX時代から公式がやっていた『グルコスEXpress』という告知動画、Vol.7くらいまで続いた)にあるように、6月を「ZUNTATA生誕祭」と位置づけていたようだ。ちなみに2015年はZUNTATA28周年なので、別に語呂が良いわけでもない…

とにかくトピックだらけ、イベントまみれだった2015年5~9月を振り返る。


■『ダライアス』祭

5月10日開催の博麗神社例大祭にグルコスが出展、イベントステージの壇上で『ダライアス』イベントの開催が告知される。

いやまぁ、例大祭に出展というだけでもお祭りではあったのだが、そこで突然のダライアス祭の予告である。
I CANNOT APE」こそスマホ版からの移植であったが、ほかは新曲。中でも「The world of spirit」は、その演出が『ダライアスバースト』勢に絶賛されるほどだった。

2015年5月14日時点の人気曲ランキング。
ダライアス系が上位ほぼ独占だが、ここにもやっぱりナイト・オブ・ナイツが割って入る。

「ダライアス NO WAY イベント」は5月18〜31日開催。
課題曲はもちろんのこと、歴代シルバーホークがアバターでもらえるなど、世のダライアスマニアが泣いて喜びそうなイベントだった。

EXPERTコース、1曲目が「VISIONNERZ」のEXTRAである。鬼畜…

しかしこれはまだ序章に過ぎなかった……


■スマホも緑に

6月2日、マイページで購入可能楽曲に「Play merrily NEO」が追加された。
曲自体は前年発売のサントラに収録されており、2におけるスタッフロール曲となっている。
価格は39(サンキュー)GC。

貴重なツーショットも交えて。
しかし時間見ると朝メンテ明けの直後に買いに行ってるんだな俺。強火だ。

この曲自体、個人的にむちゃくちゃ思い入れが強い。
ポジティブなメッセージ性と、他楽曲の譜面をふんだんに取り入れた、まさにFESTIVALを象徴するような楽曲。1、2を争うくらい好きな曲だ。

前述のグルコスEXpress Vol.3より、プレイ中の昇平兄さん


そして6月30日、スマホ版『グルーヴコースター2 オリジナルスタイル』が配信開始。こちらも緑色になった。
これまでiOS版しかなかったのが、晴れてAndroidにも登場したのがここから。

うっかりボリューム調整のUIが残ってるのに撮ったSS。
しかもこれ一枚しか残ってない…

「音を使ってプレイ」が新たな特徴で、そのアピールPVも作られた。

…なんか見覚えのある人ばっかり出てくる!

最終的には450万DLを達成し、世界的ヒットを記録したと言えよう。
いまだに毎日ログインしてるし、新曲パック待ってますよ……


■ZUNTATA祭

8月上旬はZUNTATA祭と言っても良いほどイベントが目白押しだった。
いや生誕祭の6月じゃないんかいというツッコミはあるにせよ。

●8月2日:REAL ZUNTATA NIGHT

TOKYO FMホールで開催された、ZUNTATA NIGHT初の有料公開イベント。

ロビーにはグルコス筐体が2台、iPadで遊べるグルコス2が2セット。フリーで遊べ(1曲交代制)、まだ店舗未解禁の楽曲が先行して遊べることもあり、イベント開始前から大賑わいであった。
ぱっと見「バブルボブルメドレー」が一番人気、次いで「SiLent ErRors」…というか、他の曲はスマホ版で絶賛配信中だし、ほとんどの人はこの2曲を選んでた。早くもバブルボブルメドレーHARDでFULL CHAINが出るなど、盛り上がりを見せていた。

例によって写真はこれしか残ってない…

SE収録やらトークやらがあり、そして大発表が『ダライアスバーストCS』。
フロアが大いに沸き立っている間に、ロビーではある仕込みが行われていたのだ…

ダラバーCS用書き下ろし新曲のうち、新テーマ曲とも言える「Freedom」のグルコス収録も発表。しかも開発者トークショーの後、休憩時間にロビーのグルコス試遊台で「Freedom」が遊べます! イベント限定のTシャツも売ります! 休憩時間は10分です! という全然休まらない休憩タイムに怒涛の如く突入。
試遊台は当然ながら、絶対全員遊べるわけがない大行列。どうにかTシャツは確保し、休憩の終わりぎわにiPad版が空いていたので、そちらでファーストプレイはできた。
ちなみにイシダ・しらぴー・87GTのお三方もロビーにいたから、てっきり登壇するのかと思ってたけど、先程のトークショーの間にロム差し替え・物販の準備があったそうで、とてもお忙しそうだった…

後半はCOSIOさんのDJタイムからZUNTATAライブ。「Freedom」を初演奏し、ボーカルのオメガ・ボーンさんもステージに立って歌った。

イベント終了後も、さらに1時間試遊台を開放。あらためてのプレイや、開発者やZUNTATAの方々と話したりサインを貰ったりと、後夜祭のような1時間だった。早くも詰めるガチ勢に、イシダさんも「まだ詰める時じゃない」と思わずツッコミ。

そんなこんなで、ZUNTATA的にもグルコス的にも盛りだくさんすぎる一日だった。


●8月8日:タイトーステーション船橋店ZUNTATAトークショー

この日グランドオープンを迎えたタイトーステーション船橋店のオープニングイベントとして、ZUNTATAトークショーが開催された。MCは鈴木元店長ことさにぃさん。

\キャーさにぃサーン/

トークショーの内容、当時の自分のSNSを見たところ、昇平兄さんの好きなゲームが『堕落天使』『ダイナマイト刑事』『すくすく犬福』で、『ファイティング武術』について熱弁してたという、まったく予想外のトークだったらしい。
昇平兄さん、基本的にコンシューマプレイヤーだからアーケードゲームの話すること自体珍しいんだよな。

船橋限定? 先行販売? のZUNTATA Edyカード
すみません、隠し撮りしてました…

結局、タイステ船橋に行ったのは今のところこの時だけ。
もうグルコスも置いてないしね…


●8月12日:小倉久佳音画制作所イベント

OGRこと小倉久佳音画制作所こと小倉久佳さん初のオリジナルアルバム『俯瞰した事実と客観的な虚構 このふたつで僕は世界をつくる MMXV-I』にちなんだ、アプリ版グルコスのイベント。
イベント期間中、アルバム収録曲「SiLent ErRors -Un-True-」のTOTALランキング300位以内にランクインすると、イベント限定スペシャル称号「俯瞰した事実と客観的な虚構」がもらえるというものだ。

イベント告知バナー。
Heyで販売のグルコスTシャツの告知も

ところが、アーケード版よりも簡単な譜面だったこともあってか、全譜面理論値が続出。

かく言う俺も全理論値いただいてました

いつしか入賞条件は「ランキング300位以内」から「全理論値達成」に変わっていってしまった。
最終的に758人が全譜面理論値を達成し、その全員に称号が配られた。

楽曲も無料開放されました。
ちなみにアーケードモード譜面はナシ。


■I LOVE タイトー

この時期、タイトーはリアルグッズ販売に注力しており、中でも電子マネー端末推進とあわせてEdyカードを何種類も作り、期間限定で販売していた。

これは7月10日にHeyがEdyカードを販売したときの引換券

先述の船橋でもEdyカードを売ってたし、ほかにもかなりの種類がこの時期作られた。

9月に購入した金魚とインベーダー柄
同じく9月、こちらは扇子の柄に使われたグレートシング

ほかにもHeyで恒例となった扇子やアパレルなど、グッズ部門もどんどんスケールアップしていき、今でもイベントでこの頃のアパレルを着てる人は多い。

そして9月10~23日には、グルコスで「I LOVE タイトーゲームイベント」も開催された。

イベント写真残っていなかったので、マイページのスクショでお茶を濁す。
またギリギリで銀賞逃してる……


もちろんタイトーのゲームだから当たり前なのだが、ここまで自社の他ゲームの曲や自社サウンドチームを激推ししていた年も、今にして思えば最初で最後だったかもしれない。

そしてひたすらアッパーに突き進んできたグルコスに、じつは少しずつ転機が訪れようともしていた。

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