90年代から2000年代にかけて何コかバンドをやったのだが、ガレージパンクなやつから始まり女性ボーカルのパンクロックや東京から帰ってきた某バンドのボーカルと組んだバンド、わたしがマンドリンやウクレレを弾くセッション的なヤツと節操無かったな〜

中でも佐賀で活動していたハードコアパンクバンドのC.R.E.に誘われてベースで加入したのは多分死ぬまで記憶に残る事件だっただろう。

東京からわたしが帰って来たは良いがまだインターネットが手軽に出来るとは言い難い状況だったのでライブ等の情報を手に入れるのに苦労した。やっとガラケーを手に入れ魔法のiらんどなるサイト（笑）で　ちまちま情報を得ることが出来たのだがそれでも田舎だからなかなか難しかった。

佐賀市内のパンクが好きだと言う歳上の人から友達のパンクバンドのライブがあるから来てみませんかと誘われて行く事にした。

わたしは感激した。ほー！佐賀にもこんなシリーズライブやってたバンドがあるのだな、と。わたしは缶ビールを飲みながら受付を通ろうとしたのだがスタッフから苦笑いで注意され店内に入る前に飲み干してくれと言われた。

その時近くにいた主催のバンドのリーダーである島さんが『いいじゃないかそれくらい』と言ってくれたのだがわたしは大丈夫ですと言い一気飲みをした。

ライブはとても良かった。またあるなら行こうと決めていた。

それから１か月くらい経っただろうか。突然こないだのライブの主催C.R.E.の島さんから携帯に電話があった。ベースを弾いてくれないか、と。