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「わが社の推薦図書」ゴールデンウィーク編

お疲れさまです!今年はstayhomeのGWということで、おうちで楽しく過ごすための工夫が必要そうです。

これを機に、読めていなかった本や普段読まないような本に挑戦してみるのもいいですね。

今日は、小出さんと後川さん(取締役)が「Jobgram性格診断」をつくるにあたって読んだ中から、特によかった本を「推薦図書」として紹介します。


後川さんの推薦図書

「POWERS OF TWO 二人で一人の天才」 / ジョシュア・ウルフ・シェンク

概要:
「孤高の天才」を否定し、2人組という"最低限の組織"にこそ真のクリエイティビティとイノベーションが生まれるとし、スティーブ・ジョブズ&スティーブ・ウォズニアック、ジョン・レノン&ポール・マッカートニーなどの実例を元に「クリエイティブペア」を解明していく。


後川さんの推薦文

強い組織を作るためにも、その最小単位である"2人"を知ることが重要です。大きな組織でも、実際の仕事は2人組で進めるものが多かったり、1on1などもあります。

この本は「こうすればいい!」という方法論は全く示されていないのですが、成功者たちの豊富なエピソードを読みながら「この人のこういう言動は外向性の高さから来ているのかな?」「外向的な人と内向的な人はこんな絡み方をするとプラスに機能するのか」という示唆を得られます。

本の中で「2人組」は科学されていないので、逆に僕らが「2人組」の最適な組み合わせに再現性をもたせる余地があるのかなと。


「21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考」 / ユヴァル・ノア・ハラリ

概要:
私たちはどこにいるのか。そして、どう生きるべきか――。『サピエンス全史』『ホモ・デウス』で全世界に衝撃をあたえた新たなる知の巨人による、人類の「現在」を考えるための21の問い。

いま何が起こっているのか――? すべての現代人必読の21章



後川さんの推薦文

コロナ禍によるグローバリゼーションや新自由主義のつまづきは、今後世界のルールが大きく変わるきっかけになるかもしれません。

この本は、歴史学者がAI・雇用・宗教・戦争・教育といったテーマで未来予測をしています。

本の中には、自由主義の崩壊についても書かれており、個人的にはそれがコロナ禍によって更に早まるような気はしています。

とりあえず、「この先世界でどんなことが起こる可能性があるのか?」「その未来に僕らは立っていられるのか?」を考える参考になるのでおすすめです。


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小出さんの推薦図書

「科学的な適職」 / 鈴木祐

概要:
この本は、科学的根拠(エビデンス)に基づき、「キャリア選択」という正解のない悩みに答えを出す方法を具体的に解説します。
後悔の少ない意思決定をするにはどうしたら良いのか/私たちに本当の喜びをもたらす働き方とは何か/「人生の選択」という正解のない悩みにどうやって答えを出せばいいのか…これらのベーシックな問いに取り組み、「自分が幸せになれる仕事=適職」を正しく選ぶ確率を上げていきます。
将来やキャリアを不安に思いつつ、なかなか一歩を踏み出せない方へ、「科学」という精度の高い判断軸を提示。曖昧な精神論には頼らない、合理的な職探しを後押しします。(Amazon概要欄より引用)


小出さんの推薦文

データに基づき、適職探しや適材適所を目指す会社をやっている上で、気になって読んでみた一冊です。

弊社も転職エージェントを運営しているため、多くの方にキャリアアドバイスをしてきましたが、世の中にはさまざまなキャリアアドバイスが存在しており、どれに従うべきか迷ってしまう人も少なくないはずです。こういったアドバイスが問題なのは、大半が個人の経験や嗜好にしか基づいていない点です。(弊社でもなるべく個人のバイアスを取り除き、データに基づいた科学的なキャリアアドバイスを意識しています)本書では、「幸せになれる仕事=適職」と定義し、科学に基づいた判断軸を提示しています。

そもそも人間は、仕事選びという人生でとても大きな意思決定をしなければいけないにもかかわらず、その意思決定を間違った方向に導く脳のバグを持っています。偏見や思い込み、不合理性――、そうした人間の脳のバグを理解し、仕事選びにおける意思決定の精度を高め、正しいキャリアを選び取る確率を上げて、最終的に「人生の後悔」を限界まで減らすことが本書の目指すゴールです。

この人間の脳のバグは、仕事選びにかかわらず、今後人生において大きな意思決定をしていくためには知っておいて損はないものです。

皆さん、どうせ生きていくならなるべく後悔をしたくないという気持ちを持っていると思いますが、「人生の選択」という正解のない悩みにどうやって答えを出していけばいいのか、これらのベーシックな問いに取り組まない限り、どんなキャリアアドバイスも表面的なものに過ぎません。

そうした問いへの答えが気になる方や科学的な意思決定に興味がある方には、ぜひおすすめしたいです。


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何か気になる本があれば、この連休にぜひ。読んだ人は、Slackで感想などお待ちしてます!

それでは皆さん、よいゴールデンウィークをお過ごしください。

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