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わたしの恋愛スタンス

ひとり暮らしをしてきたけど、
共に時間を共有できる、パートナーがいたら
幸せだな。


そう思うようになってから、
マッチングアプリを始めて、
いま、毎日連絡をとっている人がいる。


悩んだけど、彼には
病気のことを伝えていない。


誠実性に欠けるのは分かっている。


次、飲食街でランチをする予定になってる。


そこで、必ず、バレる。

・歩くのに、時間がかかる事
・すぐに疲れる事


その方は、仕事熱心な人で、
わたしは、どんな仕事をしていて、
休日はどう過ごしているのか、の質問がよくある。



本音で言えば、
わたしの仕事:休む事

だけど、それは理解が難しいと思った。



だから、
わたしの仕事:在宅ワーク
       行政関係(福祉)/正社員ではない
       ・主に自宅で、手続き関係の仕事
       ・たまに、役所に行く
       ・フレキシブルで、月にこの量をこなす、というスタイル
       ・土日休み


という事にしている。


これは、ほとんど本当の話で、
一部が間違っている。


それは、言い方次第、という間違いであり、
誠実性に欠ける、といったら、
そこまでだろう、と思う。


でも、「何の仕事をしていますか?」で
コミュニケーションを取っていくなら、
そう言うしかない。


療養だって、楽ではない。

それこそ、手続きの嵐だ。


・自立支援医療
・障害年金の資料集め/申請書の記入
・生活保護の申請/家計の見直し


など、さまざまな手続きをこなし、
・クリニック受診/週
・リハビリ/週

の時間を取る。


「休日:土日」と言っているのは、
役所も医療機関も、
土日祝日は、営業していないから、
わたしも必然的に、休みになる。



そうなると、もう、
立派な仕事で、福祉関係の手続きを
実際にこなしていっている、
というのが実情。


手伝ってもらえるように、
役所の方との信頼関係を作ることも大切。


何も出来なくても、
精神障害を抱えていても、
思ったように事が進まなくても、


まずは、「人と人」との信頼関係を大切にする。

笑顔で挨拶する。


目を見るのが苦手だけど、
なるべく、おでこを見るようにして、
できる時は、目を見て話す。


そうやって、自分から
相手にアプローチしていく。


公的サービスを受けるとはいえ、
申請は複雑だし、症状を抱えて、
1人で出来るかと言われたら、
結構むずかしかったりする。


でも、役所の職員さんに、
こまめに連絡して、
「少しでも不安になったら」
「少しでも詰まったら」
早めに相談するようにしている。


これは。「報告・連絡・相談」だと思う。


こういった意味で、
わたしは、在宅ワークをしています、
とお相手に伝えています。


(うつ病だから、とか
 生活保護を受けるつもりだ、とか
 障害年金を申請する、とか・・・

 そんな話は、まだ、していない。)


でも、会ったら、必ずほころびがでる。


でも、わたしは、「休む=仕事」として、
恥じることなく、やり切っている自信がある。


それを、
そんなの認めない、というような人なら、
わたしも、お付き合いは見送り、
という判断になると思う。



じゃあ、どうして最初から、相手に伝えないのか。


それは、
「実は、うつ病で療養中なんです」
と最初は、明かしていた。


でも、みな、途端に同情し始めて、
お互いの話をせずに、
「わたし=可哀そう」
という話ばかりになった。



「可哀そうな人を守る」ための恋愛をしようとする。



それって、別に、嬉しくない。
そんな関係を作っていきたい訳じゃない。



それに、別に、うつ病だからって、
相手が気になる事と言ったら、
「周りからの目線」だと思う。



そこは、ゆっくり歩くわたしを見て、
「周りからの目線が痛いから、もっと早く歩いて。」なのか、
「ゆっくりでいいから、楽しもう。」なのか、
そこを見極めたい。


嘘を付いている、という見方が出来るのは
重々承知の上で、
わたしは、精一杯、「休む仕事」をこなしている。



療養生活、というのは、
そういう事だと、いまのわたしは思う。


動けるようになってきたいま。
生活保護に移行する前に、引越す、という難所に立っているいま。


疲れるのは、療養も仕事も、
お互い様だと思う。


そんなわたしを、彼はどう思うのだろうか。


でも、殆ど、間違っていない。


わたしの仕事は、わたしが決める。
働き方も、わたしが決める。
体調管理もする。


いまのわたしは、そんなスタンスでいる。



騙された、と言われるのか、
お互いお疲れ様、と言われるのか。



それは、わたしには分からない。


聞かれたら、伝えようと思う。


目に見えない病気だから、
最初から、「わたしはうつ病です。」と言わず、
気付いて、アプローチしてくれた人と繋がりたい。


そう思う。



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