見出し画像

7インチ盤専門店雑記047「ドント・ストップ・ザ・ダンス」

「ドント・ストップ・ザ・ダンス Don't Stop The Dance」ブライアン・フェリー Bryan Ferry (1985)

ロキシー・ミュージックのというまでもなく、ブライアン・フェリーです。ダンディズム追及なんですかね。ロキシーの「アヴァロン」だけは結構好きですけど、他はあまり聴きません。だから語れるアーティストとも思いません。メンツから見ても面白いのでしょうが、自分のトーク・イヴェントでも、ジャケットトークでしか登場しておりません。

えー、「ドント・ストップ・ザ・ダンス」、こちらはFUJIのヴィデオ・カセットのコマーシャルで使われた曲です。これは憶えていますね。とにかくインパクトのあるモデルさんの顔というかお化粧がね…。時代ですかね…。案外80sの空気感ってこんなところに見え隠れしたりします。…太い眉毛とかのことですけどね。あまりテレビを観る人間ではなかったんですけど、石原なんとかさんとかいらっしゃいましたよね…。ま、ここらの曲におけるブライアン・フェリーの美的感覚は分からなくもないのですが、少々陳腐化したかもなと思います。…ま、そういうものにこそ時代の空気感は色濃いわけですけどね。

この曲と一緒によく語られるのが、「スレイヴ・トゥ・ラヴ」ですかね。この時期、2曲続けてヒットしましたからね。

なんで煙草の煙が女性になっているんですかね?…スレイヴですからドレイさんですかね?美的感覚というものは十人十色、この辺は理解に苦しむところです。嫌いではないのですが、100%の肯定には程遠い存在です。

ロバート・パーマーの動画って陳腐化していないというか、今観てもオシャレだなと思えるんですけど、この人の場合、動画はかなり古臭くなったなと感じるのは私だけでしょうか。まあ、ダンディズムにもいろいろあるということでしょうか…。ダンディズムとは縁のない人間の戯言ですな…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?